東京国立博物館 特別展 三国志へ その1
前評判が高かったので、東京国立博物館で行われている。三国志展へ行ってきました。
三国志に興味を持ったのは、NHKで再放送されていた人形劇の三国志でした。あの時はながらで見ていたので凄さはわかりませんでしたが、歳を重ねて、ゆっくり見てみると、表情であったり、船のシーンのリアルさであったり、見ればみるほど奥が深いです。
そこから、横山光輝三国志に移行し、Koeiの三国志にはまりました。ゲームの三国志はうまくありませんが…
そして、吉川英治の長編の三国志へと続きます。
私の三国志の遍歴はどうでも良いので、鶯谷駅から、歩いて東京国立博物館へと向かいます。ここに行くのは初めてです。博物館や美術館に行ったところで、サーっと見るだけで終わってしまいます。どんなものがあるか期待しながら博物館構内を歩きます。
玄関を抜けると、武将メーカーなるところがあり、前に立つと、自分の顔を撮って、武将を作ってくれます。できたカードがこれ!SSSRとは気分が良いけど、こんな太った武将、馬がかわいそうだし、何より将軍向きではないなと思いました。
近い武将名を記載してくれたらもっと嬉しかったのですが…
三国志で有名な関羽の像です。関羽は神様と崇められているところがあります。写真で見ると小さいと思いますが、結構大きいです。よく見ると髪も長いですし、ヒゲも長いです。この周りには沢山の人がいてシャッターチャンスが一瞬しかありません。何回、おばさんが通り過ぎたことか。
地位も名誉も無かった玄徳が、黄巾の乱で貢献したので、ある地域で警察署長みたいなものに任命されます。そこに、見回りで督郵という官僚がやってきます。腐敗しきった漢王室の中で、地方の役人は、見回りの官僚に高額の接待、賄賂を送るのは当たり前の時代でした。しかし、玄徳はそんなことはできないと、普通のおもてなしをしました。それに腹を立てた督郵は、村人に、玄徳の嘘の悪行を紙に書けと言います。
その事実を知った張飛が督郵をとっちめるという話なのですが、
とっちめられているのに、止めない、玄徳と関羽が非常に印象的です。
続く。
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