EXILE ATUSHIの勇退と、EXILEの在り方について思ったこと。
こんにちは。昨日11月2日は、LDHファンである私にとって、衝撃的なニュースが入ってきました。これまで約20年もEXILEを牽引してきた、ボーカルのATSUSHIさんの勇退です。
※勇退:グループのメンバーとして、第一線での活動を退くこと。LDH所属のアーティストに関しては、グループ「卒業」ではなく、この表現が好んで用いられる。
いつかは、そのときが来るのかもしれない。そう思っていましたが、ファンに対してのお別れの挨拶もなく発表されてしまったことに対しては、悔しさと、悲しさと、もどかしさと…色んな感情が湧いてきました。コロナのせいでタイミングが早まったんじゃないか、なんて思ったりもしました。笑
前置きが長くなってしまいましたが、この記事ではEXILEのこれからの在り方について、一ファンの目線から考えていきたいと思います。
1メンバーのコメント
この発表に際して、EXILEの全メンバーのコメントがモデルプレスさんの方で記事になっていたので、拝借させていただきます。
各々、表現の違いなどはありますが、全員が共通して言っていることは、「突然の発表になってしまい申し訳ない」という謝罪と、「20年間ありがとう、これからも応援する」という感謝と激励のメッセージ。
特に印象的だったのが、AKIRAさんのコメントでした。
(前略)
EXILE はこれまでも時代と共に
形を変え進化し続けてきました。
EXILEはダンス&ボーカルグループではありますが
みんなにとって
夢を分かち合う場所であり
それぞれの夢を叶える場所でもあります。
歴史を振り返ると
これまで培った経験を活かし
それぞれが
EXILEを表現する場でもあったと思います。
(中略)
これからは
フロントに立つ14人のメンバーが
受け継いだEXILE魂のもと
さらなる時代を築き上げていけるよう
一丸となって進化してまいります。
来年はEXILE20周年。
ファンの皆様と共に
最高な形で
祝福できるよう
新体制EXILEを再建し
精進していけたらと思っております！
(後略)
こうやって見てみると、ATSUSHIさんの勇退も、EXILEの1つの転換点として捉えられるんだなあと驚いております。あと、言い方もポジティブですよね！
2今後の展開
また、”ATSUSHIさん”という絶対的ボーカルがいなくなったことにより、却ってグループとしての幅、自由度が上がったようにも感じます。
例えば、TAKAHIROさんとSHOKICHIさんの2ボーカルでこの曲は歌おう、とかNESMITHさんも含めた3ボーカル体制でいこう、とか。あるいは、新ボーカルを募集して、世代交代しよう、とか。
個人的にはEXILEはこれからも、LDHという事務所の象徴的存在として、君臨し続けるんだろうなと感じており、グループとしての活動がなくなったとしても、存在価値がある。そんなグループになるのだろうという気がしています。
あと、個人的に気になっているのはパフォーマーの高齢化問題。
現役メンバーの中で最年長の橘ケンチさんは1979年生まれで、現在41歳。これまでのメンバーの勇退時の年齢を考えると、(歴代のパフォーマーは、40〜43歳前後で勇退しているので)あと2年以内にはパフォーマー勇退が発表されてもおかしくないんですね。
他のメンバーも、白濱亜嵐さん、佐藤大樹さんを除いては2021年には30代に突入していることになるので、近いうちに世代交代が起きるかもしれません。
そこまで想像して思ったのは、「あれ？これって、もしかしなくてもモー娘。とかAKB48とかと同じ形態になっちゃうのでは…？」ということ。
メンバーはその時代によって変わるけれど、グループとしては存在し続ける。マインドは受け継いでいく。そういった存在になるのかもしれないなと。
3最後に
これからLDHの中で稼ぎ頭となっていくのは、GENERATIONSを筆頭としたJr.EXILE 世代、もしくはさらにその下の世代になるのでしょう。
ですが、私はATSUSHIさんの優しく甘い歌声に惹かれてEXILEならびにLDHに興味を持つようになったクチなので、EXILE ATSUSHIを一生忘れません。
これから、どのような展開になるのかは私も期待しながら見守っていこうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
※Jr.EXILE 世代:GENERATIONS、THE RAMPAGE 、FANTSTICS、BALLISTIK BOYZなど幼少期にEXILEを見て憧れ、育ってきた世代のこと、またそれらのグループをまとめて呼ぶときの総称。だいたい10代〜アラサーくらい。若手、といった意味で使われることもしばしば。
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