ぼっち奮闘記
お久しぶりです。 かこです。
以前のノートで綴った通り、わたしは華のSJKとしての1年間をぼっちで過ごしました。
些細なことでクラスの人から距離を置かれ、腫れ物に触るかのように扱われ、何度も学校を辞めることを考えては諦めて、学校に通い続けました。
けど 今わたしはクラスに友達がいて、クラスの一員としての役割を与えられて、人権を取り戻しました。
これは普通のJKだったわたしがぼっちになっていろんなものを失い、再びいろんなものを取り戻したっていうお話の序章。
軽くフィクション入れてます。身バレこわい
今回は2023年4月の頃のおはなし。
4月
クラス替えで友達全員と分かれちゃった。
文系コースだったのもあって派手な感じの子多め
けど話してみれば案外いけるよね!
よし!頑張ろ!話しかけて友達作る!!
無理だった。派手な感じの子はもちろん、普通な感じの子もみんなグループに分かれて固まってた。
お昼ご飯の時間に一緒に食べていいか
話しかけたけど「あ、、もう机くっつけてるから」
意味わからん理由で拒絶された
自分の席はヤンキーに占領されてて体育館の裏のベンチで食べた。
父が作ってくれて、母が詰めてくれたお弁当。
おにぎりのノリはパリパリ派の私にってラップでわけられてて、塩昆布がしっとりしてて、
ミニサイズの手羽先がジューシーで、ミニトマトの新鮮さがうれしくて
悲しくて
推しの配信のアーカイブを流しながら
黙々と食べた。
翌日も、そのまた翌日も。
授業中のグループワークですら私の意見は聞かれず、発言しようものなら
は?えwなんかこいつ話してんだけどw
ちょwお前可哀想やろイジらんときw
真面目ちゃんだよね、かこさんってw
…聞こえてんだけど?
その翌日も、その翌週も。
体育館裏のベンチに居た。
大好きな日本史の授業で発言したら密かな笑い声
苦手な数学の授業で間違えたらクスクス笑いの声
教室にいるのが本当にしんどくて
親には何も言えなくて
休み時間1人なのも、なんで自分が拒絶されるのかも
何もわからなかった
なんでなんでがずっとループして
朝起きるのが次第に辛くなった。
それでも
学校に行かないっていう選択肢はどこにもなくて。
めちゃめちゃ勉強して合格した高校を簡単に辞めることなんてできるわけがないって。
朝が来るのが怖くて泣きながら寝るようになった。
推しの配信観てても楽しくなくて、好きな小説は頭に入らなくて。
体育館裏で食べるお弁当は喉につかえるようになっていった。