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ちょんまげ

今日は散髪に行きました。
世の中にはいろんな髪型がありますが、
私のような年代になると、
散髪のときの説明がほとんど不要になります。
「いつものように」と言えばOKですから。
中には、椅子に座った瞬間、
自動的にハサミが動き出すような猛者もいるんでしょうが。

話は飛びますが「ちょんまげ」って、
すごい髪型だと思いませんか?
あれ、誰が流行らせたんでしょうね。
歴史の肖像画を見ると、
織田信長は立派なちょんまげを結っているので、
彼の時代にはすでにあったんでしょう。
それ以前から徐々に広まっていったのでしょうが、
どんなきっかけで「あれ、いいね!」となったのか、
不思議でたまりません。
今でいうツーブロックみたいな感覚だったのでしょうか。
日本中がちょんまげという統一スタイルだった時代があったんですからね。
ちょんまげにするかしないかで揉めたって話も聞かないですし。
どこかで社会的なコンセンサスが取られたのでしょうね。
初めてちょんまげにした人は、
周りから「なかなか似合うじゃないか!」とか
「よっ、男前!」とか言われて、
「うるさいなあ、あっちへ行けよー」とか照れたりしたんでしょうね。

考えてみれば、男性は後頭部から薄くなるから、
どうせ後退するのならいっそ早めに剃ってしまおうというのは
理にかなっていますよね。
潔くて清々しさすら感じます。
それに、ちょんまげって世界中にないですからね。
日本オリジナルです。
明治の断髪令で廃れてしまったのが残念です。
世界で流行ってほしかったなー。

私は断固しませんが。

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