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専業デイトレーダーになるための板読み入門5 どうすれば板読みが身につくのか
どうすれば板読みができるようになるのか、本題だ。
実にシンプルで、以下のことを実践すればよい。
『ひたすら板を見続け、動画を撮り、相場が休みの日は動画を見返し、考えて仮説検証を繰り返す。』
以上である。
・・・というとあまりにもあれなので、もうちょっと補足しよう。
①ひたすら板を見続ける
ななちゃんは、板読みは外国語を覚えるのと似ていると思っている。
相場は買い方と売り方のコミュニケーションの場であり、コミュニケーションということは会話であり、ということは言語なのだ。
板を見ても全く訳が分からないというのは当たり前で、ネイティブの会話が全くわからないのと一緒だ。
フランス語でもドイツ語でもいいけど、100人が学んだとして翻訳や通訳ができるくらいになれる人はどれくらいいると思う?
100人に1人もいないでしょ?板読みも同じ、だから常に少数派であり勝者なのだ。
では、外国語をマスターできる人はどういう人か。それは、実際に現地に住んで毎日シャワーのようにその言語を浴びている人だろう。
而して、「もし板読みを身につけんと欲するならば、まずは板の中に住むべし」。これしかないのだ。
具体的には毎日10時間板を見続けること。ななちゃんはこれを実践して最初の1000時間で負けなくなり、次の1000時間で勝てるようになったぞ。
②動画を撮る
これもものすごく大事なこと。
ザラ場中は、なるべく多くの銘柄のフル板を画面にならべて録画しよう。
こうすれば、自分がどういう銘柄に向いているのかがわかってくるし、ある銘柄の変動が別の銘柄にどういう影響を与えるのかもわかってくる。
また、相場は常に大きく動いているわけではなく、変化するときは短時間でほとんどの時間は閑散としている。
なので、動画を見返すときは閑散としている時間は飛ばして大きく動いているときだけ見ることによって、効率的に学べるようになるのだ。
③仮説検証を繰り返す。
ずーっと板を見ていると、そのうちだんだんとパターンが見えてくる。
そしてこのパターンのときに上がるような(下がるような)気がするという感覚ができてくる。
このような感覚は重要だが、曖昧だし間違っている可能性もあるので、本当にそうなのかを過去の動画で検証する。
最低でも50件、できれば100件以上同じパターンを見たほうがよい。
検証の結果、だいたい60%以上の勝率で、平均勝ち額が平均負け額の2倍くらいあれば、それは「手法」といってもいいだろう。
この仮説検証を繰り返すことによって手法を増やしていけば、気が付けばあなたは勝てるようになっている。
しかし、ななちゃんはこの最初の感覚をつかむまでが本当に大変だった。なのであなたは、「これからできるわけがないというセリフを・・・4回だけ言っていい」。