助産師1年目 リアルな現場と想像とのギャップ
はじめに
はじめましての方も、Twitterを見てくださっている方も、この記事を覗いてくださりありがとうございます😊
助産師として働き始めて9か月。できることが増え患者さんから嬉しい言葉をいただくこともあり、日々やりがいを感じています。その一方で自分の思った通りにいかないことや、先輩とのコミュニケーションの難しさに悩んだり、落ち込んだりすることもしばしば…。
今回このタイトルにしようとおもったきっかけは、私自身が感じている葛藤や不安を明らかにしたい!と思ったこと、できればそれが、少しでも誰かの役に立てばいいなと思ったからです。
文章にすることが苦手ですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです💕
思い描いていた助産師とリアルな現場
まずはじめに、私が思い描いていた助産師について。
産婦さんに付き添い、一緒に呼吸法を行ったり産痛緩和を行ったり足浴してみたりお産後はバースレビューを行ってお産の振り返りを一緒にしたり…。おっぱいの張りが強ければ、なにかケアをしたり、授乳に苦戦していれば、時間をかけて授乳指導したり。いわゆる「寄り添うケア」ですね。
でも実際はというと、産褥の受け持ちは6人以上、未分娩も2人受け持ちはよくあることで、「伺いますね」と言っても患者さんを待たせてしまったり。先輩に怒られないためにはどうしたらよいのかを考えたり。自分の都合を優先して行動してしまうことも多々あり、そんな自分にイライラすることもあります。学生時代「行動計画」「優先順位」という単語を耳に胼胝ができるほど聞きましたが、助産師になった今でも毎日訓練をするほど大切だと感じています。
現場で感じた1番の違和感
現場に入って驚いたことの一つは、日勤帯のスタッフが「産ませなきゃ」という意識を持っていること。出産は本来自然なものだし、産婦さんと赤ちゃんのものであるはずなのに、「産ませる」という言葉に強い違和感を覚えました。また、促進剤を使ってお産を誘導する場面も多いことにびっくり。勤務交代前にお産が終わると、スタッフ間で「やったー!」という場面がよくありましたが、その喜びは「無事に産まれたこと」よりも、「夜勤前にお産が終わってよかった」という気持ちが強いように感じました。今ではその「やったー!」の意味を少し理解できるようになりました。お産で一番大切なことは、母子ともに無事であること。日勤帯でのお産が必ずしも安全というわけではないし、夜勤帯のお産が危険かといえばそうではありませんが、日勤のスタッフが多い時間帯にできるだけお産があると安心だな、と思うようになりました。
先輩とのコミュニケーションの取り方
助産師という職業をしているにもかかわらず、コミュニケーションをとるのが苦手で、スタッフとのやり取りにとても苦労しています。特に分娩進行のアセスメントについて、アセスメントができないことは一度置いといて(そこが一番重要ですが😢)どのタイミングで、どのように伝えたらわかりやすいのか、すごく悩みました。それは今も変わりませんが、少しコツを掴みました。
1年目のやりがい
いろいろな悩みや葛藤を長々と書き連ねてきましたが、もちろんやりがいもたくさんあります😊お産を担当させていただいた方から嬉しいお言葉をいただいたり、時にはお手紙を書いてくださる方もいます。私が1番好きな瞬間は、赤ちゃんとお母さんの初対面です。1人の女性が母親になる瞬間は、言葉では表せない感動があります😌
先輩から、1年目の一生懸命さは今しかないものだよ、と言っていただけて、患者さんからも、私のために一生懸命になってくれたあなたにとても感謝していますとメッセージをいただけました。先輩が言っていたことってこれなのかな、と思えました。
最後に
ここまで書いて、私の書きたいことはなんだ〜〜となってしまいました😅文章力鍛えるのが目標ですね。2年目も貪欲に、丁寧に、安全に、お仕事に取り組んで行きたいな〜と思います。