①
ようやく、私が、小学1年からずっと閉じ込めてた
言いたかったことがある事に気付きました。
それを、当時に戻って一つ一つここに出させてもらいます。
それをしなければ、私は、本当の自分に戻れないそうです。
小学1年の私は、ある日突然、たった1人、千葉県の自宅から、夜、お父ちゃんに連れられ、
上野駅にいた、直前に初めて会った
おじちゃんとおばちゃんに連れられ、
訳も分からず、夜行列車に乗せられた。
そこから、おばちゃんが鬼の形相で、
怒られっぱなし。
泣くことも出来ず、どんどん遠くに
連れて行かれ出し、列車、船、また列車と
乗り継ぎ、着いたところは真っ暗な夜の
北海道。
小学1年の私は、千葉県から北海道が
どれくらいの距離かも分からず、
ただ、家族からとんでもなく遠いところに
連れて行かれたと分かった時は、
真っ暗な夜。
列車を降りて連れて行かれた所は、
今まで連れて来た、おじちゃん、
おばちゃんの家ではなく、
その時、初めて会ったおばあさん、
おじいさんの家。
古くて暗くて、トイレが水洗ではない
おばあさんの家にまた、一人ぼっちで
置いて行かれ、怖くて怖くて震えてた。
お家へ帰りたい!と泣き叫びたかった。
でも、
お父ちゃんが迎えに来てくれると思い、
じっと耐えていた。
翌朝、起きると、背丈より高く
積まれた雪。
それから、昨日まで私を連れて来た
おじちゃん、おばちゃんの家に
連れて行かれた。
知ってる人が誰もいない所で、
暮らすことになった。
何の説明もなく、
毎日、おばちゃんにいじめられ
おばちゃんの子供らしい3つ下の
猛獣のような男の子に暴力を
振られ続けた。
それでも、おばちゃんが溺愛
してる男の子に抵抗すると、
おばちゃんの仕返しが怖くて、
ずっとやられっぱなし。
きっとお父ちゃんが迎えに来てくれる
と、じっと耐えていた。
おばちゃんに助けを求めたけど、
助けてくれなかった。
おじちゃんは180cm以上ある大男で、
おじちゃんのいる時は、
おばちゃんも猛獣も、私に手を出さなかった。
後で知ったのは、
おじちゃんは、お父ちゃんの弟だった。
暴力を振られて泣くと、
おばちゃんにひどく怒られ、
泣き止みなさい!と、両腕をギューッと
押さえつけられ、泣き止むまで、力いっぱい
掴まれ、必死で泣き止もうと、
自分の感情を押さえつけた。
こんな毎日が続いたが、
お父ちゃんが迎えに来てくれるまで
の辛抱と自分に言い聞かせた。
地獄の毎日で、
夜枕がぐっしょり濡れるまで、声を
殺して泣いた。