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屋根の色は自分で決める
今日待ち時間の雑談にて次船のメンバーの話になった。
もちろん私含んでの次の予定な訳だけど私はその頃実家で甘やかされながら生きているのでどこか他所ごとのようなそわそわした気持ちで聞いていた。
C/E(機関長、偉い)が次のドック(定期検査的な、エンジニアは往々にして忙しい)はこのメンバーがいいのになーと言ってくれて嬉しかった。
早く休むことを言わなければと思いながらいつの間にか今日が終わって行った。
最近は乗っているメンバーのおかげあって楽しく仕事できており、話が弾むたびに何となく後ろめたい。この人たちにも迷惑をかけてしまうんだよなーという悲しい気持ち。
昨日は会社で伝えたいことをメモにまとめた。
デスノート的なもの。
なるべく主観が入らないように、事実を淡々と並べられるようにした。
船員の労働に対する成果(賃金)には、上司からの厳しい指導や閉鎖空間での生活、激しい上下関係などに耐えるも含まれている、と思っている。
だからこそどこからどこまでが休む事由になるような出来事で、ここは自分の匙加減だったという線引きが難しい。
それも含め給料だろと言われればそれまでだからだ。
私の場合プライベートもうまくいかず少なからずそれを仕事のせいにして蔑ろになっていた部分も認めねばならず、だからなるべくこれはこれ、それはそれと線を引けるようにあったことを思い出しながらまとめていった。
我ながらいい前の向き方に進めていると思う。
偉い、偉いぞ〜!
母にラインしたらなぜか落ち込んでいた。
「お金もないのにあんたは仕事休むしもう60になるのにどうしよう〜」というので何も悪いことは起こっていないよと言った。
何も悪いこと悪いことは起こってない、そうその通り。進んではないが後退してもいない、それでいいのだと思う。
進みたくなったらまた進むし、頑張りたい時に頑張りたいだけ頑張るスタイルで。
私たち家族はいつもギリギリで生きているけど絶対にどうにかなる、だから大丈夫だ。
私は本来このくらいポジティブで呑気なのだ。
だいぶ取り戻してきている、これも周りのおかげだなと思う。
母には私がいるから大丈夫だよ、と言ってラインを終えた。
世界一説得力のない大丈夫に自分でも笑ってしまった。