都井岬でロケット打ち上げを見る！ 2／3_カープの選手は気のいいあんちゃん(2023/2/16)
早朝、博多バスターミナルに降り立つ。
体調はいまいち。頭がぼーっとして、胸がどきどきする。
夜行バスはこれまで何度も使ったことがあるし、車中でそれなりに寝てるとは思うんだけど、毎回こんな感じ。
あー座りたい、と思う。夜通し座ってただろうに。
ここから、まず宮崎市まで高速バスで行く。
今回はSUNQパスというバス乗り放題パスを使うことにした。全九州3日間乗り放題バージョン(当時11000円)を窓口で購入。
実は自分の旅程だと、そこまでお得感はない。まあ数百円くらい得するかなって程度だったと思う。
でも、その筋では有名なSUNQパスをいちど使ってみたかった。
宮崎行きフェニックス号に乗ったら、なんか違和感。そういえば明るい時間帯の長距離バスに乗るのってあんまり経験がなかった。
反対サイドの窓からの日差しが眩しい。
自分は眩しいのは苦手だった。昨今の自動車のヘッドライトも眩し過ぎて、歩きながら思わず目を瞑りそうになることがある。我ながら危ない。
というわけで、自席のカーテンを頭からすっぽり被ってしのいだ。周りからはどう見えていたんだろう。
やはりカープは監督のユニフォーム
宮崎市から日南市まで路線バスに乗り継ぐ。
市街地を抜け、堀切峠という山道を登り切ると、視界が急に開けた。目の前に青い海。クライマックス感のある景色だった。
ここからしばらくの間、日向灘を左に眺めながら走る。タモリの車が横転したフェニックスロードだ。
ちなみにフェニックスとはカナリーヤシ(木)の別名らしい。じゃあフェニックス号はヤシの木号ということか。
写真傾いてるけど
道中、青島とかモアイ像とかいろいろ観光地があったが、今回の目的地はまだ先なので通過。
かねてから訪れたかった鵜戸神宮も通過。
この数日前、広島カープの大瀬良投手が運玉を投げて外しまくっていた鵜戸神宮。
このシーズンの大瀬良投手は絶不調だった。やらない方がいいんじゃないのか。
小学生の男の子が先生に見送られてバスに乗り込んできて、しばらく乗ったのち、おじいちゃんに迎えられて降りて行った。
いろんな通学風景があるんだなあと妙に印象に残った。
油津待合所で下車。
歩いてキャンプ地の天福球場に着いた頃には、もう日がかげっていた。
でも来たのは初めて
思ってたほど人がいない。自分のほかには10人くらいのファンが、出口で選手の出待ちをしていた。
せっかく来たので球場の中に入ってみたかったが、ファンの人たちが出入りしてる様子もない。もう今日は見学時間が終わってしまったのかもしれない。
あとは名物グルメの屋台村があると見聞きした記憶があるが、見たところ、ほぼ引き払われた後だった。
1軍の選手が去ってしまったからか、自分が行った時間帯が遅かったからかは分からない。とにかく祭りのあと感があった。
まあ自分はふだん外食をほぼしないので、屋台がいっぱいあっても何も食べなかった可能性はある。
それでも、練習帰りの選手を何人か見ることはできた。
大半の選手が自転車か徒歩で宿舎に帰って行く。
どこの選手もそうなのか、カープの選手がそうなのかはわからない。
なんか部活の帰りみたいだなあと思った(ほめ言葉)
出てきた選手をファンの人たちがつかまえて、写真を撮ったりサインをもらっていた。
どの選手も気さくに応じていて、感じが良かった。
自分も輪に加わりたかったが、選手の顔と名前が一致しないような自分が行くのも気が引けて、少し離れたところから見ていた。
それなりに満足して球場を後にする。
まあ、いつかまた来よう。次は1軍の選手もいるときに。できれば野球好きの親を連れて来たい。
宿に向かう道すがら、別のホテルの駐輪スペースに、なんか見覚えのある自転車がいっぱい駐めてあった。あー、選手たちはここに泊まってんのかーと思った。
このホテルって、キャンプ期間中は一般人も泊まれるんだろうか。エレベーターとかで選手と鉢合わせたら緊張しそうだけど。
選手に直接ダメ出しするファンとかいそうだけど。カープだけか。
(つづく)