日本酒スタートアップClear、オフィスを移転しました 【「スタートアップオフィス事情」のリアル】
こんにちは!株式会社Clearインターンの山村です。
先日、弊社は総額2.5億円の資金調達の実施をリリースさせていただきましたが、この度Clearはオフィスの移転を行いました。
今回は、オフィスの紹介はもちろん、なぜ移転したのか、移転に際してどんなことがあったのか、移転後どう変わったのかなどについてもご紹介していきます。
Clearの「スタートアップオフィス事情」、必見です!
なぜ移転したのか
移転の目的は、大きく分けて以下の二つです。
・SAKETIMES編集部とSAKE100事業部を一拠点にし、コミュニケーションを円滑に行うため
・メンバーの増員、事業の拡大のため
我々はこれまで、SAKETIMES編集部とSAKE100事業部はオフィスを分け、二拠点体制をとってきました。
その中で、
・メンバー間がオフィスを行き来する時間的コストがかかる
・物品をどちらのオフィスに置くべきか悩む
・どちらのオフィスも個室がないので、クローズドな話ができない
・お客様がどちらのオフィスへ行くべきなのかと迷われる
などの課題が、少しずつ顕在化してきました。
さらにSAKE100事業部では、事業の成長速度にオフィスのキャパシティがついていけていませんでした。
メンバーが増えるにつれて一人ひとりの作業スペースは狭くなり、個人の荷物を置けないので空間が煩雑になってしまうという現状があったのです。
これらの課題から、「二事業部間のコミュニケーションを円滑に、活発にしたい」「事業の拡大を視野に入れるべき」という目的、また「一人ひとりの労働環境の改善」を実施するべく、創業以来初の本社移転を決断いたしました。
そして、代表・生駒を中心とした移転プロジェクトが始まったのです。
一筋縄ではいかない物件探し、そして移転
移転するにあたって、我々はいくつかの条件を洗い出しました。
1. 事業規模に対応したキャパシティがあること
2. 立地は渋谷近辺(創業した場所)であること
3 .酒類をたっぷり保管できるスペースがあること
ここで、条件2の背景には、ある自覚がありました。それは、伝統的で、地域に根ざした産業である日本酒業界の先端に立っているという自覚です。
したがって我々は、最先端の情報・文化をもつ「渋谷」という場所にいるべきだと考えていました。
しかし当然ながら、我々の希望すべてを叶えるオフィスは存在しません。
資金調達を実施したと言っても、まだまだ走り出したばかりの我々ですので、高額な家賃をポンと払うわけにはいかないのです。
迷う時間も余裕もない中、「目黒までなら、いや、五反田までなら…このあたりは…」と、マネージャー陣の間で思案が続きました。
そんなとき、移転についてご相談させていただいていたツクルバさんから、「ぴったりの物件がありますよ」との吉報が!
話を聞いた代表・生駒は「100年に1度の神物件だ」と言い、即座にその物件に決定しました。
言わずと知れた不動産ベンチャーであるツクルバさんとClearは同年に創業しており、スタートアップとしても心強い会社です。
そんなツクルバさんのおかげで無事に移転ができました。本当にありがとうございます!
ちなみに、移転先決定後の物件の様子(2020年1月6日)はこちら。
移転が1月30日だったので、これは3週間前の様子です。全員が、「一体これがどのような空間になるのだろう」と、少なからず不安に思っていたはず。
そして、完成した新オフィスがこちら!
基本的にはフリーアドレスで、それぞれが作業のしやすい場所を選んで利用できます。
そして、エントランスはこのような佇まいに。
こちらは会議室。オープンスペース(画像中心)と、念願だったクローズドスペース(画像右奥)を設置しました!
オープンスペースは「水」、クローズドスペースは「米」と名付けました。日本酒スタートアップならではのネーミングですね。
移転してどう変わったか
では、我々が掲げた二つの目的や、解決・改善すべき課題は、どうなったのでしょうか。
それは結果的に、正しく解決されていると言えます。
一人ひとりの作業スペースは十分に広くなり、個人のロッカースペースも確保できました。
倉庫があるためバックヤード問題も解決し、個室が作られたことでクローズドなミーティングも可能に。
そして何よりも、SAKETIMES編集部とSAKE100事業部が常にワンフロアにいることで、コミュニケーション効率がぐんと上がりました。相談や報告もしやすく、スピード感・メリハリのある働き方ができるようになったのです。
また、この新たなオフィスを充実させるために、さまざまな取り組みを始めています。
例えば、
・メンバーが自由に本を利用できる、「Clearライブラリ」の充実
・オフィスおかんの導入(インターンの私も200円でお昼が食べられる!)
・日本酒セラー(さくら製作所さん)の導入
・ランチスポットが多いので、ランチ情報の活発な共有
などなど。
また、移転のお祝いとして、お花やお酒を多くいただきました。とても嬉しいです!ありがとうございます。
おわりに
日本酒スタートアップであるClearのオフィス移転事情、いかがでしたでしょうか。
物理的に環境が良くなったというだけでなく、白を基調とした新しいオフィスは、我々をフレッシュな気持ちにさせてくれます。
スタートアップだからこそ、このような環境の改善は「これからさらに成長していくぞ!」とチームの気持ちをドライブさせることにつながっていると思います。
私は、Clearにインターン入社して早半年。そんな私から見ても、弊社の成長と勢いを感じずにはいられません。
先輩方の仕事に対する熱意と姿勢をこの新しいオフィスで学ばせていただきながら、残り少ないClear生活をしっかり満喫していきます!
それでは、新たな場所で動き始めたClearを、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
▼新オフィス住所
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東京都渋谷区渋谷2-4-3 2F
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