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エジプト4日目②

この記事ではイシス神殿とアスワンからカイロに行く寝台列車について書きたいと思います。

イシス神殿

アブシンベル神殿に行った後またアスワンに戻りイシス神殿に行きました。
この神殿はナイル川の中洲にある島にあるのでボートで神殿まで行きました。

アスワンのナイル川は水が透き通っていました。

この神殿はギリシャ時代建築された神殿でローマの時代も神殿として使われ続け、エジプトで最後に閉鎖された神殿になります。閉鎖されたのはキリスト教が普及した後の6世紀になります。
アスワンはエジプトの端に位置しているのでキリスト教の伝来も遅かったようです。

正直この3日間神殿を毎日のように見ていたのでこの神殿がありきたりに思えてしまい何も感じませんでした、、、
印象に残っているのはこの神殿は閉鎖後教会として使われていたので所々柱に十字架が掘られていました。
また壁画もキリスト教徒によって削られた箇所ごありました。一神教のキリスト教徒は多神教を認めなかったのです。

またこの神殿は他の神殿と違ってローマ時代の建物がそのまま残っていました。

トライヤヌスのキオスク

ガイドの人はギリシャ時代と言っていましたが笑
この建物はローマの皇帝トライヤヌスが作らせた建物になります。保存状態がよくこの神殿で1番印象に残っています。
トライヤヌスの時代まだローマは多神教だったのでここの遺跡に来て建造させたのだと思います。

この日は朝早かったのでガイドの方も説明簡単にするとすぐにフリータイムでずっと座って休んだいました。よほど疲れたのでしょう。
私も正直眠すぎて遺跡よりもずっとナイル川をみてぼーっとしてました笑

土産屋

遺跡をあとにしてツアー会社と提携している土産屋に2件連れてかれました。
正直この時間を観光に当てたいと思ってました。
結局2件目のスパイス屋でクミンとコショウを2500円で買いました。クミンは日本で買うものよりも臭いがすごくスパイシーで欲しくなってしまいました。

寝台列車

夕方にカイロまで行く寝台列車に乗りました。
ガイドの方とはここでお別れですが、明日カイロで別のツアーのガイドをするらしく同じ電車に乗って移動するそうです。
エジプトのガイドはかなりハードな仕事だ、、、

カイロまでは片道14時間もあるのでかなり長時間です。
日程表には豪華寝台列車と書いてありましたが、いざ生でみると窓にヒビが入っていたりボロボロでした。
まぁこれも思い出だなと思い電車に乗ります。

部屋は小さな洗面台と2段ベッドがあるだけで正直かなり狭いと感じました。
また一部の電気がつかなかったりと外だけでなく中もボロいです。
スペースがない分スーツケースを開くスペースがほぼないので整理が大変でした。

1番心配していたトイレはやはり中々汚く、臭いもさることながら床はなぜか水浸しだし流れもかなり悪かったです。
正直あまり使いたくなかった。

不満を一杯書いていますが、いざ出発してみると寝台列車は初めての経験だったのですごく楽しかったです。
車窓から見える景色をずっと見ていました。

夕食は機内食のような形で部屋に運ばれてきて食べるスタイルでした。
1段目のベッドを倒してソファーとして使い食べました。

夕食のケバブ歯ブラシとついてくる

エジプト版ケバブとインゲンのスープ、酢の物、パン、ココナッツのケーキとボリュームたっぷりでした。
味はまぁまぁです。

朝早くから起きていたので夕食後はすぐ爆睡。
音も揺れも全然気にならなかったです。
目を覚ますとカイロまであと3時間のところまできていました。

1時間ぐらいウトウトしていると今度は朝食が運ばれてきました。

パン二つとカップケーキ、レンチンのフライドポテト、卵、クリームチーズがあり夕食と同じように朝食もなかなかな量です。
パック状のクリームチーズが美味しかったです。

初の寝台列車はトイレ以外は思ったより悪くなく
新鮮で楽しかったです。
でも二回目はいいかな、、

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