T's Guitars楽器店経由のオーダーで起きた失敗談②
はい。続きになります。
丸々一年待ちました。
※オーダーギターでは割と普通の作成期間なのではと思います。
発注時に大体の納期を教えてもらえますが、その時の状況によりかなり前後するようなので注意です。
①対面
念願の納品連絡が入りました。
実は作成期間中に進捗状況を写真と共に報告してくれると説明を受けていましたが、1回の報告のみでした。
木工の写真ですね。
この後着色に入るそうなのですが、塗装が済んだ段階でまた仕上がりを見せてもらえると聞いていたので、
おや?と思いました。
ただ流石にイメージ通りいってるだろうと意気揚々に引き取りに向かいました。
ついに対面です…!
おーーーー、、んん??
え、、結構ちげえよなこれ…
まじかー………
あと…
リアピックアップの色間違えてるwww
(ゼブラ✕→ブラック◯)
…というわけで自分の最初の印象は
全く違うギターが来てしまった。
でした。
ただし自分なりに色々調べてオーダーしていましたので、
塗装の色味や木目の出方等は中々思い通りにいかない
という事は理解していましたので、ある程度仕上がりの暴れは覚悟していました。
ので
その場では
こういうものなのかな…?と納得する事にしてピックアップの色間違いだけを指摘してギターは工房へ出戻りになりました。
②再塗装へ
今回の塗装に関してはオーダー時の画像提出の後
1回のやり取りがあった上で作業が進められています。
【Trans Blue Denim】というカラーに黒系の色を足してるような感じに見受けられますがそれでいかがでしょうか?
という内容の提案を頂き、元々の希望カラーと同系統の名前をすぐに出してもらえた事で自分も即納得してふたつ返事でOKします。
塗装の事は全く分からないのでどうしても受け身にならざるを得ない部分もありました。
参考画像1枚。そしてこのやり取り1回のみだったのが良くなかったですね。
そんなこんなで、
無理やり納得する事にしたものの帰宅後モヤりました。
めちゃくちゃ悩みました。
何人かに相談もしました。
そしてオーダーから暫く経っていたので少し忘れかけていた希望画像を眺めて決めました。
全然イメージとちげえから塗り直してくれって言おう。
やっぱ全然違うもん(笑)
このカスタムカラーだと追加料金らしく
ちゃんと別途金も出してるし。
言いたいことは言おう。
あと何より、
こういう買い物のハイライトとも言える
″最初の対面″にケチがついてしまった。
非常に残念でしたが、切り替えて翌日に再塗装の依頼をかけました。
③2回目の色相談
T'sが通常受けてくれるかは分かりませんが、無償の再塗装をして頂ける事になりました。
今回の塗装のT's側の見解としては、
希望の色に沿ってこちらなりに解釈して塗ったつもり。
製品に選んだ木目と、希望として提出された画像の木目はだいぶ違うので色味はかなり変わって見えてしまうよ。
fmfmなるほど。
そこから自分なりの反省点もふまえ、参考画像を更に何枚か提出しました。
口頭で色味のイメージも伝えます。スタッフさんがそのやり取りを新規画像とともにメーカーへ投げるとの事でした。
最初の希望画像は所詮製品ページで多少演出されたものでもありましたので、同系統の色で実物の写真をグーグルで見つけてきたものをチョイス。
しかしここでキャッチボールが生まれると思っていましたが特になく。
色見本を待つ形になるとスタッフさんに案内されました。
〜そして1ヶ月なんの連絡も来ず
こちらから連絡すると、
今塗装を剥がしている最中。
色見本みたいなものは通常用意できない。塗装開始してから進捗の写真で色を確認してもらうことになるとの事でした。(時期は1ヶ月くらい先)
うーん…
色見本のやり取りに関しては先方と楽器屋でどういうコミュニケーションがあったのだろうか。
間違いなくそのように案内を受けていました。
ただ色見本があろうがなかろうが希望通り塗ってもらうだけなのであまりそこは突っ込みませんでした。
この辺りの楽器屋のスタッフさんへの疑問はかなり強かったです。
島村楽器さん忙しそうだからなあ。
まあしゃあない。
ただこれは再塗装にまでなってる案件なのでもう少しだけ向き合って欲しかったなあ。
④2回目の塗装が終わる、そして…
そんなこんなで進捗確認の画像をもらうまでになんと3ヶ月かかりました。
当初は1ヶ月と言われていたのに大幅な遅れ。
この期間2回ほど進捗確認の連絡を入れましたが、待ちになっちゃってますねー。と答えられるだけで楽器屋からメーカーへの連絡・催促は行っていなかった可能性が高いです。
頼むわマジで(笑)
進捗画像をもらえた時も
そろそろ3ヶ月経つけどどうだい?とこちらから連絡したら
その日に寄越してくる始末。
これどっかで百パー止まってたろww
まあええわ…
流石に2回目の塗装、外さないっしょ……?
結局行われなかったキャッチボール、受け身のスタッフさんによる伝達ミス、コミュニケーション不足。
正直この期間ずっと不安でした。
そして、、、
頼むわマジでwww
不安的中。流石に2回塗り直してもらうのは無しだなあと思っていましたが即塗り直しを要求。
ここでT'sから返ってきた答えが印象的でした。
これで駄目と言われるとどうしたら良いか分からない。
ここでやっと心底気付きます。
こんなにも美しい塗装をやってのけるT'sに自分の希望が再現出来ない筈が無いんです。
これまでの塗装も真剣に考え意図を持ってやってくれてるに違いない。
ただどうしようもなく希望が伝わってなかった。
様々な理由で(笑)
今回の状況は自分がしっかり熱量を持って働きかけなければ難しいぞ、と決意を固めます。