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夢女子的思考~推しとヒロイン~

この前、仕事の先輩に、

「こないだ私の推しが結婚したんだよね。辛すぎて仕事中も涙出てきちゃってさあ…」

といった話をされました。

推しの結婚かあ。
先輩の推しは男性アイドルグループの1人。
私の推しは2次元キャラだし 歴代の推したちもそういう状況になった事がないけれど、私は今の推しが結婚したとして 推しの幸せを素直に喜べるだろうか。

***

私の推しには、既に決まったヒロインがいます。
いつも推しのそばにいる 可愛らしい女の子。

ヒロインちゃんは、推しのことが好き。
推しはどうだろう。自分で気づいてないだけで、ヒロインちゃんのこと好きなんじゃないかな。恋愛感情かどうかはともかく、お互いに大切な存在であることは間違いないと思います。

ええ、そりゃあもう素敵な推し様ですもの。彼を好きになる子がいるのは当たり前です。

ただ、私は 自分の推しに対してヒロインの立ち位置に来る女の子キャラをあまり好きになれない傾向があります(汗)。
でも好きになるタイプの女の子キャラもいます。
それは優しくて健気なタイプの子。
“推しを助け出すためなら自分を犠牲にしてでも…!”みたいなキャラには心底惹かれます。

今の推しのヒロインちゃんは、あまりそういうタイプではありません。アニメの序盤を見ていて“あ、あんまり好きになれないタイプのヒロインかも…”と思ったのを覚えています。
私の彼女の第一印象は“ぶりっ子キャラ”でしたが(ごめん!)、他のファンの方が彼女のことを「他力本願ヒロイン」と言っていました。
それだ、私が言いたかったのは…!
ヒロインちゃんのことはもちろん好きです。ちゃんと好きなんです。それは本当。
でもアニメを見ていて「そこ推しに助けてもらう必要ある?」「今そんなに推しにくっつく必要ある?」と思うことがあったりなかったり。笑
そんな事を思うたびに「ああ…私ってめんどくさいオタクなのかなあ…」なんて自己嫌悪に陥る自分がいます。

***

私は高校時代、とあるキャラの夢女子でした。
夢女子繋がりの友達がいたため、友達とその子のお相手さん(2次元)とダブルデートを想定し、お出かけしたり。
ペアリングを買って付けてたりなんかもしました。
もちろん、脳内で恋人との馴れ初めについて考えたりしたことも。

20代になった今。私は今の推しに恋をしているわけではないし 自分と付き合って欲しいわけでもないけれど、夢女子だった時の自分が少しだけ発動してしまっているのかもしれないな。

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でも、こんな複雑な気持ちも引っ括めて推しのこと好きでいたいなって思うのが本音です。
それも含めて私の推しに対する感情だから。

たとえ推しとヒロインが結ばれても、結婚しても。寂しい気持ちを心の奥に沈めつつ いつか推しの幸せを願えるようになれたらいいな、と思っています。

ヒロインちゃんに対しても、アニメ序盤ではあんまりいいイメージ無かったんですが、だんだん見ていくうちに「推しが選んだ女の子だもの。今は分からないかもだけど、彼女にはそれだけ魅力があるんだ」なんて思えるようになりました。最近はヒロインちゃんのイラストもよく描いています。

だけどやっぱり2人が手を繋いでたりするシーンを見るとモヤッとします。笑
ゲーム版なんかキスしてましたし。アニメ本編でやられてたら発狂していたと思います。

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めんどくさい自分も含めて、推しへの愛なんだから!
それすらも愛していけたらいいなと思います。

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