なぜ宗教は日本で煙たがられているのか

なぜ日本人は宗教を煙たがっているのか。答えはずばり「宗教の皮をかぶったカルト集団を宗教とみなしているから」に限るのではないだろうか。日本人はほかの国の人と比べて何かを崇拝する気持ちは強いはずだ。例として、崇拝とは少し違うかもしれないが、オタク文化が根強い。オタク文化を許容して宗教を拒む理由それは、カルト集団にあるだろう。特に世間に根強い宗教苦手意識を与えたのは、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」や旧統一教会元二世信者が教団への不満から起こした「安部元首相銃撃事件」ではないだろうか。また、街中や訪問での無理な勧誘に原因があると思う。このような行為を行う団体は宗教ではないとおもう。ただのカルト集団にすぎない。だが、宗教法人と認められているため一般の方たちがこのようなカルト集団も宗教とみなすのも無理はない。たしかにオウム真理教は麻原彰晃を崇拝していたし、他のカルト集団も何らかを崇拝している点からみると、定義にもよるが、宗教といえるだろう。だが、信者の自由を奪い拘束しQOLを下げているものを宗教とみなしてもいいのだろうか。それは仏教やキリスト教など言い方が正しいかは分からないがまともな宗教に失礼だろう。カルト集団は信じることで生活をより良いものにしたいわけではない。ただ金を巻き上げたいだけなのだ!実際麻原は宗教法人にすると税金の支払い義務がないことを理由にヨーガ教室から宗教に代わっている。この悪徳カルト集団共が有名になってしまったことが日本人が宗教を煙たがってしまうことになった原因だろう。物事はいつもいい側面よりも悪い側面が目立ってしまう。本来宗教は人々の人生を導いてくれる良いものだと思っている。だからこそ宗教とカルト集団が同じくくりにしてよい宗教までが煙たがられるということをなくなっていくといいなと思う。


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