【長編官能小説#友情(終話)】
(官能小説を投稿しています。SM、フェチシズムが苦手な方、18歳未満の方は閲覧はご遠慮ください。)
「わかったわ、なおちゃんだけが気持ちイイだけじゃなぁ…最後のお仕置きをしてあげるから覚悟しなさい」亜希子の冷徹な物言いに奈保子が軽い恐怖心を抱く。
「もう無理、勘弁して!」奈保子の眉毛に皺が寄った。
「また…演技しちゃって、本気じゃないくせして」
「…」奈保子が黙る。
「さぁ、四つん這いになって」奈保子が力なく従う。
亜希子は奈保子に馬乗りになると手拭いで奈保子の目を隠す。
「な、なにするの…」
「目隠しされたほうが妄想が余計に働くって娘がいたから試してみたの、なおちゃんはどうかしら?」
「…」
「ちょっと痛いかも…でも、なおちゃんならガマンできるわ。それじゃ立ってみて」亜希子が身体を離す。奈保子がヨロヨロと立ち上がる。
「手を上げて」奈保子が縛られた両手を頭の上に上げると亜希子は縄尻を鴨居括り付ける。亜希子は項垂れた奈保子の顎先を持ち上げると、
「なおちゃん、どんな気分?これから何をされるかと思うといやらしい気持ちになってきたでしょう」奈保子が小さく頷く。亜希子が奈保子の股間を走る縄を引き上げると、
うっ!奈保子が身を捩る。
「これじゃまだ完璧じゃないわ」亜希子は床に散らばった2本の縄を取り上げると奈保子の両足首を左右の梁に括り付ける。奈保子の全身は完全な無防備の状態になる。
カシャッ!スマホに奈保子の惨めな姿が記録される。
「いやっ!」
「大丈夫よ、顔は写さないから」
「いや…」手拭いの下で涙が溢れる。
「これで、なおちゃんはわたしの奴隷のひとりよ」
「どれい…」
「そう奴隷よ、なおちゃんはわたしの性奴隷よ」
「いや、奴隷なんていや!」奈保子が頭(かぶり)を振る。
「聞き分けのない娘ね、じゃ、こうしてあげる!」亜希子は奈保子の背後に回ると革製の鞭を奈保子の尻に打ち付ける。
ひぃーっ!奈保子は悲鳴を上げる。
亜希子は狂ったように奈保子に尻に鞭を打ち付ける。
ひぃーっ!奈保子は鞭を打ち付けられるたびに悲鳴を上げる。
ロウソク責めで痛んだナイロン地に亀裂が走り、処々に白い肌が露わになる。
「奴隷になるっていいなさい!」
「…」
「強情な娘ね、あっ、なおちゃん、あなたひょっとしたら…」亜希子は奈保子の前に回ると股間に喰い込んだ縄をずらすと、秘部に指を当てる。奈保子が腰を捩る。
「だめっ!」亜希子は奈保子の恥丘に鞭を打ち付ける。奈保子の動きが止まる。亜希子のされるままになる。
「やっぱり、なおちゃん、鞭に打たれて濡らしてる…こんなにМな娘って、初めてよ」
「…」
「いやらしい娘ね」亜希子は膝立ちになると、奈保子の恥部を弄り始める。やがて、粘り気を帯びた音が響き始めると、亜希子は自身の恥部を薄いブラウンカラーのストッキングの上から慰め始めた。
2つの音が混じり合って部屋に響き始める。
ビリッ!股間を縦に走る継ぎ目が裂けるような音がすると、
うーっ!呻るように身を反り返らせて亜希子が果てた。
―おわり―