クロックス
これは最近優子から聞いた話だ。クソつまらないけど、何故か心に残っているので紹介する。
もう何年も前の話だそうだ。優子は友達と遊んだ後にお婆ちゃんの家に帰ったそうだ。
遊び疲れ、お腹が空いた優子はお婆ちゃんの家に着いてご飯を食べた。ご飯を食べた優子にお婆ちゃんはお風呂に入っておいでと優しく声を掛けた。
優子もスッキリしたくてお風呂に入り、リビングでテレビを観ていた。ふと時計を見ると針は夕方の6時を指していた。
そろそろ家に帰ろうと玄関に行くと履いて来たクロックスがない。
優子はお婆ちゃんに声を掛けた。
『お婆ちゃん、履いて来たクロックスないよ』
『クロックス?なんだねそれ。』
『穴のあいたサンダルみたいなやつだよー』
何が言いたいか?お婆ちゃんクロックスをボロボロになったサンダルと間違えて捨ててたって事。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?