クリーン・ランゲージ 創始者と【クリーンな問い】の世界
Clean For Lifeの菅原です
今日は、クリーン・ランゲージのそもそものお話。
創始者デイヴィッド・グローブが見た世界と
「クリーンな問い」ってどういうこと?
をご紹介
始まりは、トラウマ治療の現場で
「クライアントが自分の言葉で変わっていった」こと
クリーン・ランゲージの創始者は、
心理学者デイヴィッド・グローブという人です。
デイヴィッド・グローブベトナム戦争帰還兵のトラウマに苦しむ人々の治療に当たる中で、あることを発見します。
それは、
彼らが自分の内面で起こっていることを
メタファーを使って表現する。
そして、その「メタファーの中にいる」と、
自分の内的世界をより直接的に体験していく。
そしてそこで得る気づきが、心の傷を癒やしていく。
ということ。
そして「わかっている。でも気がつくといつもこのパターンになるんだ・・・」という繰り返しから抜けて、新しい人生を歩み出せることをに気がつきました。
人は自分が自分を知っている。そして自分で変わっていく
クライアントがクライアント自身から出てくる言葉で
変化をしていく一方で、
デイヴィッドは、あることに気づきます。
それは、セラピストの言葉が、
しばしばクライエントの言葉を
セラピスト自身の言葉やまとめ、解釈を入れることで
クライアントから出てきたままのものを
共有できていないこと。
そしてそれはクライアントの世界を「汚染」してしまい、
彼らがメタファーによって表現しているの真の体験を
「奪ってしまう」ということ。
私達の日常でいうと、こんなことです。
「要するにこういうことね」って言われてしまって
ちょっと違うけど、大体あっている
うん、まあ、そういうこと。
みたいに思う。そんな感じです。
そこでデイビットは、
クライエントが語るメタファーを「汚染」「歪曲」せず、
そしてその「クライアントが持っている世界」を発展させていくために
セラピストがする「問い」に注意を向けました。
そして「クリーン」な質問が作られたのです。
「その人の世界」をその人が広げていくことのパワー
ここで、問う人と問われる人の関係がはっきりしていることがわかります。
クリーンで見る世界は、こういう世界。
クライアントのためのセッションというのは
コーチング、カウンセリングをされている方は
みんな知っていると思います。
でも、つい、相手の言葉から、
自分の世界に引き寄せていくことをしがち。
クリーンランゲージは、できるだけ100%「クライアントのもの」
を問いで可能にしていこうとするもの。
だから、クライアントが「自分にあるもの」と
体感から離れないパワーがあります。
クリーン・ランゲージで使う質問はとてもシンプル。
クリーン・ランゲージで使う質問はとてもシンプル。
いろんな問いを立てて重ねる中で、
今クリーンランゲージの質問として使われる質問は
12個しかありません。
それでも、広く深い心や思考の世界を
その人の言葉で的確に切り取っていくことができます。
シンプルだからこそ、パワフルで本物
問いの技法は、いろいろありますよね。
こういったときには、こう聞くといいよね。というものや
質問集、ケース分けetc.
でも、それ、使えていますか?
聞かれて気持ちいいかどうかって、わからないですよね。
だから
え?12個しかないのに、
それで何が聞けるの?と思った方こそ
クリーン・ランゲージのセッションを受けるか
学んで見てほしいな。と思います。
自分たちの思考が、どれだけガチャガチャしているか
だけれど、シンプルに問われてみると
どれだけスッキリするか
そして自分の中にある言葉が
どれだけ自分に本物であるのかがわかると思います。
学んでみたいな。セッション受けてみたいな
という方はこちらから
https://cleanlanguage.jp/
デイヴィット・グロブって誰?をもっと知りたい方は
こちらから
(Clean Language Japanのサイトに飛びます)