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四捨五入をすると60才になるおばさんのソロ旅

その4 万年寝不足気味でソロ旅を楽しむには。

以前、知人から「万年寝不足でさらに一人旅でどうやって旅先では過ごしているの?」と聞かれたことがありまして(確かそのような内容だった?)今日やっと久々に投稿出来ました。はっきり言って当たり前の事を書いています(開き直るしかないと思う位の当たり前の内容です)


チャガルチ@釜山にて

私は一昨年、無事ワンオペ3姉妹育児の終了をしてネジが吹っ飛びました。

そこから「糸の切れた凧」別名「放浪癖」の本領発揮です。


西面(ソミョン)釜山

旅行の計画を立て始める時に先ず最初に家族の許可は当然得てます。もちろん旅行中の所在確認も欠かしませんが、アジア圏と国内を一人で旅行に行くのが好きです。

こんな感じなので「どこでも寝れる」と思われるのですが所が全然、全然!ダメなんですよね~。夫が急逝した24年ちょい前からイマイチ寝れず…。これはもう仕方がないかなと私は諦めています。大分良くはなってはいますが、いつか時が解決するかも?だし本当に永眠する時まで熟睡は出来ないのかもしれないし。私にも良く分かりません。そう、上手く付き合うしかないと思っています。


さて、今回は旅先で「いかに寝不足でも具合が悪くならずに旅をするか?」について書いていきます。

偉そうに書いていますがよ~く考えたら大した事をしていませんでした(本当にスミマセン)


そう基本は無理をしない。もうすんごい当たり前な事を堂々と書いてしまいました。

底の浅さがばれて恥ずかしい限りですが、ここまで来たら最後まで書いちゃいます。


ワット・トライミット(バンコク)

ついつい旅行に行くと「時間がもったいない」という気持ちになってしまいますが、私はちょっとでも疲れたら必ず座って休憩をします。もちろんドリンクは必須です。

暑い国ならなるべく涼しい所で、寒い国なら温かい場所で体をきちんと休ませてあげます。時にはホテルに戻って数時間ゴロゴロする事もあります。

この体力温存が鍵でして、ここでもし無理をしたら普段出ないアレルギーが出現したりお腹が痛くなったりします。

今年一月に訪れたバンコクでは珍しくラテックスアレルギーが出ました。

朝起きたら両足首をぐるりと囲むように無数の斑点で囲まれており、ぎょっとしましたっけ。最初は何が何だか訳が分からず…、夜中に何か怖い物に両足首を掴まれたのか?と頭の中は大混乱状態(泊まったホテルがおまけに老舗 笑)よ~く確認をすると靴下のゴムの位置だと分かり安堵?しました。って全然良くはないのですが。確かその前日は炎天下の中を歩きに歩いて一大観光地であるマーケット内を彷徨いました。あまり水分も摂らずだったと記憶してます。これは私の甘さが招いた結果ですが、さらには盛大にボラれておまけにお釣りを誤魔化され怒り心頭で意見をしました。が、惨敗。悔しくて悔しくて怒りに任せて全く関係のない方向へ歩き途中で引き返したと記憶してます。

The Krungkasem Srikrung Hotel

その日は特に疲れていたとは思っていませんでしたが、いえいえ。50代半ばの体力は正直です。そしていつもより短い日程を組んでの旅程だったので無理をしたのだろうと踏んでいます。同時に自分の体力を過大評価するものではないと反省をしたのも事実です。


古く磨き抜かれたホテル内は清潔で快適でした。リピ確定です。


 華僑の経営のホテルです。


 室内もとても清潔。シーツがボロっとなっているのは私がマットを持ち上げたからです。


 ホテルからの夕日。
この鉄格子が異国を感じさせます。


さて次に「口に入れるものを吟味する」です。

水や氷などの衛生面は当然の事、火の通りが甘い物、キンキンに冷えたドリンクに強烈に辛い食事、もちろんアレルギーなども用心をしなくてはなりません。油っこいものもそうですよね。気をつける事にこしたことはありません。


 カオカームー(甘辛く煮た豚足とごはん)のお店



中々のボリューム


カオソーイとバタフライピーのスカッシュ。
チェンライ空港。


あれも食べたいこれも食べたいと思う気持ちをぐっと堪えます。私は元々食べ物には慎重です。寝不足だとアレルギーの出現率と腹痛率が私の場合ははね上がるので、良く観察をして購入しています。また旅先では楽しく楽しくて己の脳からの指令を間違えて解釈をしている場合が自分の場合は多々あるのでよ~く考えます(ちなみにアレルギーは海老、青魚。生ものも体調によっては出ますし、金属、ラテックスなども出ます)こんなアレルギーがあるのに良く懲りずに海外に行くもんだと言われますが私はそうそうめげません。


 釜山の屋台にて。

これは暑い国では良くある事なのですが、建物内のエアコンが恐ろしくきいています。外は熱帯の蒸し風呂気候なのに建物や乗り物の中はキンキン冷え冷え…。入った途端は良いのですがあっという間に体は冷えます。

以前にタイの北部の街、チェンライでスコールでずぶ濡れになった時に雨宿りの為にカフェに入ったらなんと店内の寒い事か。震え上がった私は慌ててホットのお茶を注文しました。あの時のお茶の熱さがすごく身に沁みたのを良く覚えています。

 チェンライのカフェにて。熱い烏龍茶。

そうです。なので熱い国でも軽い上着が一枚あると快適です。

温度調整OK!お腹もすっぽり覆えるとさらに良いです。冷やさなくて済みます。おまけに日焼け対策もバッチリとなります。

またマストなのがタオル。日本手ぬぐいが軽くて速乾性があるので私は気に入っています。暑くても寒くても首に巻き時には汗を吸い、時には首周りを保温をしてくれるとっても頼りになる子です。私は「ワッショイ」と言いたくなる様な和柄をチョイスしている事が多々ありますが、誰も異国の地では突っ込んでくれません(笑)
また可能であればバスタブのあるホテルをチョイスしています。暑い土地でも湯船につかり疲れを取り代謝をあげるのも良いと思います。何よりリラックスが出来ます。もしバスタブがない場合は極力暑いシャワーをしっかり体に当てています。でも、中々日本のような水圧や温度にならない事もあるのも事実です。


 釜山。最高気温0度。去年の年末。

旅先でウキウキするのは良いですが、つい無理をしちゃう。どんどん欲張りたくなっちゃう。

体がついていくのであればそれはそれで素敵な事ですが、絶対に無理はしない。せっかくの旅先で寝込んでしまったり、はたまた入院をしてしまったら時間だけではなく金銭的な負担が変わってきます。

そして疲れていると判断能力も落ちるので、疲労困憊になるのを私は避けています。私は外国語が流暢ではないので、疲れてくると簡単な英語ですら聞き取れず…になるのです。

ホテルのレセプションでとんちんかんな受け答えをしたことが多々ありです(笑)


一人旅では自分の事は当然ですが自分の肩にかかっています。

ウキウキしながら心の隅で自制をかけてる…そんな感じでしょうか。

いつも寝不足気味の私は私なりに工夫をして一人旅をしています。



う~ん、睡眠不足云々というよりとどのつまりは己の管理能力って事ですよね~。タイトルから逸れた部分が大分ありますが、お許し下さい。そしてありきたりの内容にお付き合いくださりありがとうございました。

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