競馬をやっている人なら
このことについて
考えることことがあるだろう
競争馬の能力とは?
スピード?
パワー?
スタミナ?
闘争心?
いずれも真理かもしれないが
わたしは
競争馬の能力は
「加速力」にあらわれる
と考えている
ゴールに至る直線100mくらいの
ところで爆発的な加速力を
使えるのが強い馬である
追込馬の場合、その加速力の障害となる馬たちがたくさんいるので他力本願になるが、
逃げ馬で加速力を発揮できる馬は
最強である(例:好調時のサイレンススズカ)
逃げて減速しながら
なんとか残った馬は
残念ながら最強の馬の資格はない
荒れ馬場や坂では加速力が減じられるので
能力のある馬が、完全に能力を発揮できないことがある。
ちなみに日本で一番
馬の能力がはっきり
わかるのが新潟の
直線1000mのコースである
(内外で芝の荒れ具合が異なるので厳密にはそうはいえないかもしれない)
馬の加速力を
見抜く方法としては
最も単純な方法として
上り3Fが速い馬をさがすことであるが
本当はその直前に記録していた速度と
上り3Fの速度の差分を
かかった秒数で割るのが正解である
さらにいうなら
1F単位のラップがあとからわかるので
最後の1Fで加速した馬を調べるのが
最も正解に近いかもしれない
(ラップタイムはそのとき先頭にいた馬によって計測されるので厳密には違う)
レース以外の要素でいうと
調教のラップタイムを調べてみることも
できる。
終い1Fを加速して上がって来た馬は
レースでもそれを再現できるかもしれない
(途中のペースや全体時計にもよる、一杯より馬なりでそれを記録したのであれば、まだ余力があることの証左になる。すなわち、それ以上の能力を発揮できる可能性がある)
したがって、調教をみる場合は
・最後の1Fの速度(200mにかかった秒数)
・最後加速して上がったか(加速度の計算)
・全体の調教時計はどうか(全体の距離÷かかった秒数)
・馬なりだったか、一杯だったのか
を
主にみることになる
ちなみに調教評価の
コメントは馬を
みる人の力量によって
かなり差があるので
見なくてもいいかもしれない
(同じ言葉でも人によって受け取り方が異なる場合があるのと同じ)
以上
競争馬の能力と
その見方について
書いてみました
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます
感謝