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ヴァイオリンには7本の弦がある?!重音で綺麗な音が出た!

ヴァイオリンの重音、難しくないですか?左手はもちろん、右手も難しく、長年綺麗な音が出せず悩んできました。

試行錯誤を繰り返す中で、最近ふと気づいた新たなアプローチがあります。

🎻ヴァイオリンには弦が7本あると考える🎻

実際にはGDAEの4本の弦しかありませんが、見えない弦がGDAEの間に1本ずつ存在すると考えることにしました。合計7本の弦があると意識してみたのです。

❓なぜこう考えるとうまくいくのか?❓

これまでにも重音を綺麗な音で弾くコツはいくつも習ってきました。例えば、

  • 下の弦に少し多めに圧をかける(60:40など)

  • 2本の弦を同時に弾くため、重みは1本の弦を弾く時より軽くする

  • 左手は下から弓の圧力をきちんと受け止める

  • 音程や押さえる指の角度なども正確に

これらを実践して改善はしたのですが、どうしても音が濁ってしまっていました。

そんな中、最近、セブシックの重音の練習をしているときにふと思いつきました。

「弦と弦の間の”見えない弦”を1本だけ弾くつもりで弾いたらどうだろう?」

実際に試してみると今までとは見違えるような、まさに求めていた音が出ました🎵

「いろいろなことに気をつけなければ」という意識を手放し、「1本の弦を弾く」というシンプルな考えに集中したことで、上手くいったのかもしれません。


(*注意)このアプローチをお勧めしているわけではありません。人によって上手くいくイメージは違うと思います。


レッスンでどんな方法を教わっても最終的に「実際に弾くのは自分自身」ですね。そのため、教わった内容をどう活かすか、どんな考え方でアプローチするかは試行錯誤の連続です。(先生も外科手術で何かをできるようにしてくれるわけではありませんからね😅)この過程はとっても大変ですが、それこそが楽器を習う醍醐味だなと改めて感じました。

(弦が7本あると考えると実は移弦にも大きな効果がありましたが、それはまた次回書きたいと思います。)






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