ポール・マッカートニー写真展にて…(勝手にビートルズとBTS考察💦少しあり)
ポール・マッカートニー写真展に行ってきた。
彼が捉えた1963年~1964年のビートルズへのまなざし。メンバーはもちろん、同行していたマネージャー、ローディー、写真家の方々の素の表情が見てとれる。気のおけない許された関係性があったからこその表情だ。彼が撮ったのだから、彼が写っている写真は少ないが、写真から彼の心持ちが伝わってくるような写真ばかりで、とても素敵だった。
とても有名な枕投げの写真があったが、
その写真は撮影不可だった😵残念💦
とても素敵な写真であった。
その写真を見て、思わず
『Life goes on』のMVを思い出す。
何かにつれて比較されてきたBTS 。
9/10には、
米ビルボードで【21世紀最高のPOPSTAR】
19位に選出された。
ビートルズ級の成功と称された。
BTSはコロナ禍の逆境を見事にのりきり、
世界中の人々を魅了した。
しかし、その一年前あたりには忙しさと
内面の充実を回復できず、
葛藤の最中にコロナに突入していた。
ポールもこの頃の写真を見ると怒涛の忙しさだ。リバプールからロンドン、パリ、ニューヨーク、マイアミへと続く。
『振り返ってみると、ワォ!僕らはよくやったなと思う。僕らはリバプールの ただのガキだったのにね。それがほら、この写真に写っているよ。ねえ、ジョンはなんてカッコよくキメているんだろう?ジョージはなんてハンサムなんだ ろう、変なフランス帽をかぶったリンゴはなんてクールなんだろう?とかね 』
ポール・マッカートニー
そして、ポールはキャプションの中に《北からきた若者》という表現を使っていた。ロンドンは彼らにとっては都会であったのだろう。
BTSもソウル出身は一人もいない。
彼らのデビュー前からその後を思うと、
つい境遇を重ねてしまう…
『ぼくらがどのように仕事をし、ぼくがどのように彼を知っていたかを物語っている。振り返ってみると家族のスナップ写真のようで ぼくにとって とびきり大切なものなんだ』
ポール・マッカートニー
彼が、こういった瞬間をとても大切にしていたことがわかる…
『何をやるにしても、どこに行くにしても、僕らはお互いに楽しんでいた。たとえ、神経が張りつめることであっても。ぼくらには絆の強さがあった。緊張すれば、それを笑いとばす。それがプレッシャーを和らげる安全弁であった。』
ポール・マッカートニー
動画の中の彼らは、非常にウィットにとんでいる。こんなに楽しいかえしが出来るなんて!!
BTSも同じ…
初めてのビルボードの授賞式に
参加する時の動画を見ると、
こちらもドキドキしていた😵
でも、英語が堪能なナムさんがいたからこそのチームワークの良さで、
いつも楽しそうであった…
無邪気な姿、20歳そこそこの青年は皆同じであろう…
『僕はいつも自分の知らない人々の人生を想像していた。たとえば電車の操車場の前にいるあの男性の僕が知ることのない物語を』
ポール・マッカートニー
そうやって、想像していたのだ。
彼も、別の人の人生を…
『……故郷には武装した警官がいなかったから、現実の生活で銃を見るのは、僕らにはまだ少し衝撃的だった』
ポール・マッカートニー
リバプールは平和な街だったのだろうか…
物騒なこととは無縁だったのだろう…
マイアミから写真はカラーへと変わる。
泊まっていたホテルの下でファンたちが素敵なメッセージを書いていた。
ポールが見つめるジョン。
笑顔がとても眩しく見えた…
2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念としてお披露目。60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な約250枚を展示。
■PAUL McCARTNEYPhotographs 1963-64 Eyes of the Stormポール・マッカートニー写真展
◆六本木ヒルズ森タワー52F
TOKYO CITY VIEW
2024/7/19~9/24まで