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悲しい色やね

ダンスのパートナー兼カラオケ仲間のMが
「悲しい色やね」歌ったら?
君に合うと思う。

と、先週だったか、言われた。
有名な曲だから知ってはいるけど
フルで聴いたことなく
初めて、本人歌唱で聴いてみた。

ふーむ。

中々、いい。
曲もいいけど、あのハスキーヴォイスで歌うから
尚更、染みるんじゃね?
私に合うかは分からんが、覚えよう。

さて、今日は、この曲のことではなく
この題名、そのままの気持ちになったから
noteを書きたくなった。

連れ合いが、なぜか年金の話を始めた。
所謂、加給年金が自分に支払われているのだが
私が年金を支給されると同時に無くなる。
それで月額、〇万円少なくなるからどうのこうの・・
以前にも、同じことを言ってたけど
また、その話??

それって私のせいじゃないし・・
そもそも、私と年齢差があるおかげで
一般の夫婦より多く手にしてたわけだから
有難く思えばこそ・・それかい!!

逆に年齢差があるおかげで、社会保障的だけにいえば
私は凄い損してるんですけど💦

勿論、思っても言葉には出さない。
だけど、そんな風に言われると・・なんだかなぁ。

金の切れ目が縁の切れ目
なんて言葉があるけれど
心情的には分かるわ。

本当にお金がなくてどん底で
別れる場合もあるでしょう。
それは別として、お金のあるなしだけでなく
お金云々で気持ちが覚める。

そのくらいの金額で楽しみをなくすのか・・
実は、前出のMとの話の中でも
この金額だったら・・今回の〇〇は辞めようという話が出たあとだった。

こんな年齢になって、この程度の額で・・
こんな悲しい気分にならなければいけないのか?

これら”お金”のことは相手や対象がなんであれ
過去から現在に至る間で、何度も繰り返されたことなのだ。

人の価値観というのも千差万別。
100万円でも安いと思えば100円でも高いと思うこともある。

それにしてもね!!

気の持ちようと人は言う。
感謝を忘れずにと人は言う
知足と人は言う。

はい、どれも、よ~~~くわかってます。
でも、心は・・気持ちは、そんな風に理性で割り切れないのだ。

今の貴方の心はどんな色?
はい、私の心は「悲しい色」やね
なんです。

いつまでも、それが続くわけじゃない。
明日になったら、めっちゃめっちゃ
ハッピーでバラ色になるかもしれない。
それはそれで喜ばしいことだが。
そうなるかならないか、一寸先は誰も分からない。

だから、たとえ、どんなネガティブな心でも考えでも
今がそれなら、それを大事にしよう。
見て見ぬ振りしたり、臭いものに蓋をして閉じ込めても
何にもいいことなんかない。

とある有名人が言う。
苦しい時、辛い時でも「ありがとう」「感謝の心」を忘れずにと。

そんなふうに思えたら、多分、この世に生まれてきてないと思う。
いつまでもネガティブな気持ちにしがみついてるのは良くないが、
長い目で見たら、その気持ちをスルーしたら、もっと良くない。

悲しい時は、おもいっきり悲しもう。
自分を慰め、ハグしよう。
そのほうが精神衛生上、よっぽど健全。
悲しい、苦しい・・
そんな思いをスルーしてきたからこそ
人は、その悲しみを増幅させ心に刻ませる。

どこかで、そんな思いを発散させられたらいいね。

愛を感じられず悲しい人には愛を
お金がなくて悲しい人にはお金を
心が寒くて悲しい人には温かい心を

なんであれ、満たされない”何か”は
その”何か”で満たされないと真には癒されない・・
他の何かではダメなんだ。

今の私の心の色は
悲しい色。


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