圧迫骨折のはなし(退院にむけて)
前回の歩行訓練に勤しみ始めたところから続く・・
歩行器を使い始めたあたりから、起き上がっての食事に変わる
箸を普通に使えるので串刺しおかずは無し。
(ふりかけだけは続行)
歩行器使用は3~4日で終了。
一応、杖を使う練習をしてみたが、逆に歩きづらいので即やめ!
歩行器を使わなくてよくなったから、
朝食後に必ず、コンビニ通い。
あくまでも歩行訓練のためです・・と書きたいところだが
本当の、目的は、コーヒーを調達すること
あとは身体によさげな飲み物、雑誌等々。
歩行訓練を機に復活の一途をたどるかと思いきや・・
恐るべし、圧迫骨折!
食事の時に椅子に座ったのだが
なんと、30秒と座れないことが判明(痛くて、痛くて😢)
仕方ないから、立ち食いしていたら
たまたま、来た看護師さんに見られてしまった(~_~;)
後に、その看護師さんと再会したら
「まだ、立って食べてるんですか?」と聞かれてしもうた。
そのころには、座れていたけど、それでも15分くらい。
これでは帰宅しても寝てることが多くなってしまうのではと不安がよぎる。
動物園のライオンみたいに、狭い中をぐるぐる歩いてられないし🤣
そんなこんなの日々、歩行訓練も階段、外を歩くなどに進んで行った。
歩行訓練を始めた翌日からだったか、理学療法士さんに
スマホで動画を撮影してもらった。
見返してみると、歩行器を外してすぐの頃は
歩けてはいるけど、左右に身体がブレていた。
それも、日を追うごとになくなり、歩く速度も速くなっていて
表を歩くころには、骨折以前と殆ど変わらず。
逆に理学療法士さんに心配される始末。
スタスタ歩くのはいいけど、階段では必ず手すりをつかむこと!
転ばないように気を付けること!!
圧迫骨折後、一番、やっちゃいけないのが転倒なんだそうで
担当医にも看護師さんにも
耳にタコが1000個出来そうなほど
退院時に「さよなら」するまで、ずっと言われ続けた。
退院を目前にして、院内で骨折して
退院できなくなったり、帰宅した途端に再骨折して
逆戻りした患者さんも少なくないそうで
絶対に戻ってこないでよ!とも言われた🥺🥺
そういえば、書いていなかったが
コルセットを装着できる頃から病棟の移動があったのだ。
入院直後は救急病棟、回復期には回復病棟に移るらしく
西から東に移動した。
なので、自主リハビリの時に、前にいた西病棟まで足をのばし
その時にお世話になっていた看護師さんに挨拶した。
「えぇ、もう、そんなに歩けるの?
コルセットしてるのが違和感あるくらい普通ね」などと言われた。
救急搬送してから、東病棟に移るまで寝たきりの姿しか見ていないので
その様変わりに驚いたようだ。
まっ、驚いたのは東病棟の看護師さんも同じで
なんせ、寝たままベッドで移動されたわけだから
歩行器を使って通路を歩いていただけでも、
「わ~、普通に歩けてるね、流石に若いわ」と
全然、若くはないのだけど、相当な高齢者が多いせいか
若い方らしい(苦笑)
「70~80代の患者さんだったら、歩行器にしがみつくように歩いてるわよ」
との言葉。
流石に、還暦過ぎたとはいえ前半ですから~😅(心の声)
そんな風に回復してきているとはいえ
入院してるということは、リハビリ以外は何もすることがないということ。
なので、すぐにベッドに横たわってしまう。
怠け心にムチ打って、日に3回くらいは自主リハビリをしていた。
(そのひとつが毎日のコンビニ通いなんだけどね😁)
入院中、定期的にレントゲンを撮る。
でも、寝たきりの時はベッドでそのままレントゲン室に移動
天井を見てるしかないのだが、最初の頃は酔ってしまった。
歩けるようになってから、
最後のレントゲンでは車いすで連れて行ってくれた。
初めての車いす・・結構、怖い。
自分で歩く速さより押してくれる速度が速いからだ。
コロナは下火になっていたと言っても面会は制限されてたために
お見舞いを断ったりもした。
連れ合いは週に2回程度来てくれた。
余り来たくなかった様だ(苦笑)
看護師さんや介護助手さんは、皆、優しく良い人たちで
楽しい会話も出来ていたから、寂しいということは殆どなかった。
とはいえ、
書いていないが、精神的に辛いこともあった。
何度か😢😢😢
それは、別な機会に・・。
何はともあれ、何とか退院の目途がたち
退院日が決定(やれやれ)
しかし、もろ手を挙げて喜べないことも。
何かというと、退院してからの治療のこと。
長くなるので、また後日に譲ろう。