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もしかしたら私は、すでに沼の淵にいるのかもしれない(F2リーグ第15節・アグレミーナ浜松対ヴィンセドール白山)

と、いうわけでHonda FCにわかファンによる、Fリーグへの浮気第2弾である。第1弾はこちら。

あと一歩のところで敗北に終わった前回から約2ヶ月。ようやくアグレミーナ浜松のスケジュールと、自分の予定が噛み合った。かくて私は、バイクを駆って浜松アリーナへと向かったのである。今回は仕事後につき、開場からの潜入ではなかったが、その分丁度いい時間に着くことができたなと自負している。

前回と同じく2,500円のチケットを購入(何度も言うが、Honda FCの500円が破格なのだ)し、2階の適当な席を拾う。今回ももちろん、ホーム側寄りの席にした。ダイエット中につき、グルメは控えめに購入し、悪目立ちしないよう、そそくさと食べ終えた。

2回目になってもアイドルのライブには今ひとつついて行けない(と、言うか私の感性にハマらない説がある……)。だが、それはそれとして試合が近付けばやはり気持ちは高まるし、悪目立ちしない程度に応援しようという気概は湧いてくる。おそらくは、まだまだ熱狂を共有できていないだけなのだ……。
「Fリーグ自体がマイナーだからでは?」というご意見もあるかもしれないが、それについては「JFLだってJに比べりゃどマイナーやぞ」と返したい。いや、マイナー比較なんてしたところで、どちらも惨めになるだけ。だからアガっていきたいところだ。私の乱筆がその一助となれば、さらに幸いである。

閑話休題。早速だが試合についての感想を述べよう。とは言うものの、あいも変わらずほとんど「ミリしら」な状態なので、思ったことだけを率直に述べていく。
取り敢えず、現地でのリアルタイムな感想は以下の通りだ。

はい。結果的には引き分けでした。またしても勝利はお預けです。とはいえ、望んでいた展開になりかけてアツかったので、もう一度、もう一度だけ見に行こうと思います。後はサッカーに比べて凄く足技の展開が多いな、とか、やはり展開がスピーディで、得点機会がめちゃくちゃあるな、とか。

それと、素人目ながらに思ってしまったのが(あくまで素人の目です。実際にやったら、多分空振りとかでしょう)、敵味方ともにボレーシュートとかで的を外すのが多く見えたこと。アレが決まるかどうかが、1部と2部の差なのかもしれないなあとか、にわかながらに感じてしまいました。どこかでFリーグ1部の試合も見たほうが良いのかもしれませんね。

試合展開としてはアグレミーナ浜松がうまいこと第1ピリオド(前半)で先制したものの、相手の攻勢に逆転を許す苦しい展開。第2ピリオド(後半)に入ってもさらに1点リードされ、浜松アリーナに嫌な空気が立ち込めた。
しかしながら、相手が積み上げていた反則を利してPKを拾うと(フットサルには、ピリオド内に反則を6回以上するとその度にPKやフリースロー的な事態に追い込まれる、バスケみたいなルールが有る)、これが決まって1点差。
勢いに乗ったアグレミーナ浜松はパワープレーを開始し、残り2分ほどで遂に同点に追いつく。
この時点で筆者は、かつてHonda FCが喫したアディショナルタイムでの手痛い逆転負けを思い出し、「まだイケる。逆転はできる」と思った。
だが結局最後の攻勢は相手に凌がれ、そのまま試合終了。アグレミーナ浜松にとっては、悔しい悔しい引き分けで試合は幕を閉じた。

とはいえ、2点差を追い付いたのは非常にアツく、筆者としてはまたしてもそれなりに楽しめる試合をご提供いただいたと思っている。ただ、願わくば勝利を拝みたいので、先述した通り、来月もう一度足を運ぼうと考えている。
ただ、一つだけ思うとするならば。これはすでに、もしかしたら。私はフットサル観戦という沼の淵に立っているのかもしれない……。

以上、乱筆失礼しました。とにもかくにも、また潜入はしてみます。

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