見出し画像

Re:つれなら

私はタバコを吸う。

それはもう中学生2年生の時からだから愛煙家です。

もちろん法律上アウトなのは百も承知ですが、当時はタバコを吸うことがカッコ良かったんですね。そしてそのタバコをポイ捨てするのが大人だったんですね。

ただ時代は移り変わり、今やタバコの匂いを身に纏うことはカッコ悪いと言う風潮に変わった。

タバコにはやたらと税金をかけておいて、昨今では行政がタバコの吸える場所を閉鎖し続けているのはご存知の通りです。

また最近では加熱式タバコや、ニコチンやタールが全く含まれないベイプと言われる水蒸気タバコも出てきましたが、ニコチンもタールも何なら匂いもしないのに市民権がないので、世の中で減りつつある喫煙所で吸わなくてはならないと言う不思議現象がありますね。

タバコを吸い始めたきっかけは先輩。当時イキってた私は放課後は先輩の溜まり場に行き、タバコを吸う先輩がカッコ良くて憧れていた。その先輩が1本くれたのが忘れもしない喫煙人生の始まり。

今でこそ加熱式にしてますけど、思えばあの1本がなければ私は今も健康体だったかもしれない。

タバコが原因かはわからないけど、脳梗塞の痕があるし、心臓には2つの動脈瘤がある。仮にこれがタバコが起因するのだとしたら自業自得。

ダメなもんを10代から摂取し続けた自分が悪い。

ただ先ほども書いた通りで私は加熱式にしてから数年経過するんで、既に紙巻きタバコの匂いが臭くてたまらないと言う我儘ボディーになってる。

なので紙巻きタバコを吸いたいとは思わなくなったんだけど、Amazonで古い映画を観てて、例えばあぶない刑事で柴田恭兵と舘ひろしがタバコを横浜の港で吸って、これをポイっと海に捨てるシーンなんて見ると、無性に紙巻きタバコ(赤LARK 100’s)吸いたくなったりする。

あぶない刑事の初回放送は私が喫煙を経験した頃だったので、あの頃の思いが自然と脳内再生されるのかもしれない。

加熱式にして「止めれば良いのに」って言われることも増えましたけど、そのつもりは全く無い。

私が初めて就職した広告代理店では各自のデスクに灰皿があった。それを退社時に事務の女の子が片付けてくれるのが「当たり前」だった。そんな時代。

今ではそんなことしたら、秒で蓮舫あたりに怒られるだろうし、あぶない刑事の近藤課長の名台詞「ひとみちゃん、お茶」なんて放送したら自称反差別主義の方々から猛抗議があるんだろうね。

もちろん差別はダメだけど、ただね…そう言う青春を過ごしてきたと言う事実はあるわけで、当時は悪いことをしていると言う自覚はゼロだったんだよね。

私はこれからも加熱式を吸います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?