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Re:つれなら

現在、とある地方の会社で、某省庁の事務局長として職務をしているのですが、その会社がベテラン(勤続5年以上)の人が立て続けに辞めます。

この事態をスルーしている社風なのですが、私は経営者でも何でも無いですが危機感を覚えます。

辞めてしまう1人に聞いたら「5年勤めて来たけど心が折れました」と言う。

これは由々しき事態だと思うんだが、人が辞めることに慣れている会社は辞職について発表もしない。

私は1つの原因がわかっている。

それは女帝の存在。

この人は社長直下でNo.2な存在。これが厄介。何なら社長より進言力がある。

この会社に入った当日には「この人に嫌われたら終わり」と先輩らから言われるくらいの、精神的恐怖政治の根源なのだ。

自分は挨拶はろくにしないが、下の人間は出退勤時に近くまで行き挨拶をしなければならない。

辞めてしまう人はこれを5年間も続けて来たわけだから、そりゃ心も折れる。私なら数ヶ月で折れるけど。

そんな存在がいる組織は成長しない。するわけない。

頼れる人なら話はわかるが、実権を振り翳して、仕切る人の存在は不要だ。

もちろん人として存在することに反対はしない。しかしながらその影響力が広範囲にわたり、かつ絶対的であると、人はついて行かなくなる。敬遠するようになる。

私はここにも以前書いたことがあるけれど、基本的に新規営業はインバウンドであるべきだと思う。しかしその女帝はとにかく電話をさせたがる。

この非効率な考え方が最善であるとして、営業に指示を出し、事務職には自分のペースの進め方以外は認めない。更に現場では社長より実権があるのだから、まさに女帝。

ラスボスは倒しても、裏ボスは倒せない。攻略する前に実権行使して、ある意味で戦う前にこちらが負けるシナリオだ。

こんな人がいる組織で働く人が笑顔でいられるはずがない。

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