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スリランカ紅茶工場を見学してきた☕️

2024年8月21日、スリランカの紅茶の本家、ギラガマ紅茶工場を訪れました。ここでは、紅茶の製造過程を間近で見学し、試飲も楽しむことができました。

ギラガマ紅茶工場で製造された紅茶は、品質管理と等級分けを経て、国内外の紅茶会社に販売されます。これにより、スリランカの高品質な紅茶が世界中の消費者に届けられます。

■紅茶の製造過程

紅茶工場のガイドさん

現地、紅茶工場のガイドさんに製造手順と機械を見せてもらえました。私が撮った写真を手順ごとに共有します。

*注: 手順の説明に使用されている写真は、筆者のイメージです。実際の手順とは異なる場合があります。

1,茶摘み

紅茶の元となる植物 チャノキ

一芯二葉(ひとつの芽とその下の二枚の葉)を手摘みします。

2,萎凋(いちょう)

萎凋(いちょう)

茶葉を乾燥させ、香りや風味を引き出します。

3,揉捻(じゅうねん)

揉捻(じゅうねん)

茶葉を揉んで細かくし、酸化発酵を促進します。

4,発酵

発酵

茶葉を酸化させ、紅茶特有の風味を生み出します。

5,乾燥:

乾燥

茶葉を乾燥させて保存性を高めます。

6,選別と等級分け

選別と等級分け

茶葉をふるいにかけて、等級(OP、BOP、BOPFなど)に分けます。

■試飲体験

カウンター

見学の後、試飲コーナーで
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)
BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)を試しました。

•BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)

BOP

オレンジ色の透き通った水色と豊かな香りが特徴です。茶葉が細かく砕かれているため、抽出が早く、しっかりとした風味が楽しめます。BOPはストレートティーとしても美味しく、紅茶本来の味わいを堪能できます。

•BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)

BOPF ミルクティー

BOPよりもさらに細かく砕かれた茶葉で、より濃い色と強い香りが特徴です。特にBOPFはミルクティーに適していると言われており、その濃厚な風味がミルクとよく合いました!

Jaggery(ジャガリー)


試飲の際には、ヤシの木の蜜を固めた甘いお菓子をつまみながら紅茶を味わいました。この組み合わせは、紅茶の風味を一層引き立てる素晴らしい体験でした。

■最後に

ギラガマ紅茶工事 外観

ギラガマ紅茶工場の見学は、スリランカの紅茶文化を深く理解する貴重な機会となりました。
紅茶の製造過程を知ることで、紅茶がどのようにして私たちの手元に届くのか、その背景にある努力と技術を実感することができました。
特に、BOPとBOPFの違いを学び、それぞれの特徴を味わうことで、紅茶の多様性と奥深さを再認識しました。

また、ジャガリーと紅茶の組み合わせは、スリランカならではの楽しみ方であり、紅茶の新たな魅力を発見することができました。ギラガマ紅茶工場で製造された紅茶は、品質管理と等級分けを経て、国内外の紅茶会社に販売されます。これにより、スリランカの高品質な紅茶が世界中の消費者に届けられます。

ギラガマ紅茶工場の見学を通じて、紅茶の世界にさらに興味を持ち、これからも様々な紅茶を楽しみたいと思います。

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