久しぶりに大学に行ったら、色々なくなっていた
出身大学の近くのたこ焼き屋さんが閉店すると聞いて、昨日かつて同級生だった夫と一緒に行ってきました。そこのお店のたこ焼きが特に気に入っていたというわけではなく、近くの他の店の方が正直好きだったのですが、なんか行きたい気分でした。
ついてみるとすごい行列だったので、あっさり断念しました。商店街を歩き、大好きだった定食屋さんにウキウキと向かいます。すると、定食屋さんはちょうど満席になったところでした。前もよく並んだものなので、並びますというと系列の居酒屋でランチ始めましたとのこと。居酒屋ができたってそういえばツイッターで見たなということで、行ってみました。
居酒屋で定食を待っていると、夫のチーズメンチ定食はすぐに出てきましたが、私のカルビと空心菜の炒め定食は30分出てきませんでした。空腹を紛らわせるために、めちゃくちゃしゃべっているとふとここもしかして、大学生時代来てた別のお店だったんじゃ?と思いいたりました。調べてみると、大学時代に行っていたお店の一つの跡地であることが分かりました。すぐにご飯にありついていたら多分気づかなかった事実だと思います。
ラーメン屋さん、つけ麺屋さんがコロナ以降閉店したのは知っていたのですが、よくよく思い出してみるといろんなお店が亡くなっているようでした。お弁当屋さんもパスタ屋さんもなくなっていました。そして、私の気に入っていた方のたこ焼き屋さんも見に行くとシャッターが下りていたのでした。
どこもそれほどヘビーローテーションをしていたわけではなかったのですが、なんとなく寂しい気分になりました。
その後、夫がティッシュを買うために、大学の生協によりました。私は大学時代その生協でカプリコをしょっちゅう買っていました。専用ラックに10個くらいカプリコがさしてあるのですが、カプリコを買って次の日買いに行くと前日私が買った次のラックのカプリコがいつもそのまま刺されていました。当時、カプリコが自分のためだけに入荷されているのが楽しかったのを思い出し、カプリコのラックを確認しに行くと、カプリコのラックどころかカプリコもおいてませんでした。全く売れなかったのでなくなってしまったのかもしれません。
大学時代、私は誰にでも挨拶する子だったので、警備員さんに顔見知りになっていました。校門前の警備室を帰る前にちらっと覗いてみると、見知った顔は一つもありませんでした。オープンな学校なので、部外者の侵入は公的に許されているのですが、学生でもないのでなんとなく肩身が狭く、元気に挨拶することはできなかったので、会釈だけして通り過ぎました。
やっぱり8年もたつと色々変わります。いろいろなくなった分、いろいろ好きなものを増やしていかないときっと歳をとったとき好きなもの全部なくなってしまうような気がするので、好きなものを定期的に増やしていこうと思いました。