『RRR』インドの屈強なプリキュア
相鉄ムービルでRRRを鑑賞してきました。ムービルという映画館は私が子どものころから常になくなる無くなると言っていました。でも、結婚して横浜を出て、また横浜に戻ってきたというのにまだ存在する不思議な映画館です。相鉄ムービルは昔ながらの映画館で段差があまりないために、見えない席は全然見えないという致命的な欠点があります。昔ほど混んでいないので、席を選んでゆったり見れる映画館になっていました。横浜駅にはT・Joyという映画館もできていて、立地、設備ともにムービルには圧勝しているのですが、いかんせんそっちで上映している映画は好みのものが少なく、どこでもかかっている話題作以外は結構ムービルで見たりしてます。
さて、本日見た『RRR』です。結論から行くととても面白い映画でした。歌って踊る正しいインド映画という感じです。
3時間ほどあるのですが、ずっと飽きずにハラハラドキドキとみられる映画でした。あまりの没入感にうっかり声を出して笑ってしまったり、息をのんでしまったりしていたのですが、隣の人もそんな感じだったので、やっちゃったと思いながらも気楽でした。途中から仲間だと思っていた隣の人が押し殺すように泣き出して、私にはこの美しい感性は残っていないなと感じました。
映画を見ながら、何かに似ているな。私はこれを知っていると考えていたのですが、少女戦士アニメだと思います。(私の世代ではセーラームーンやおジャ魔女ドレミだったのですが、人数が合わないので、ついプリキュアと書いてしまいました)。メインキャラの暗い過去、所々で入る美麗な攻撃エフェクト、キャラソン、協力。そして自己犠牲の精神には劇場版セーラームーンを思い出しました。
私はプリキュアを通らなかったので、多分全然違うんだろうなと思うのですが、私のなかの「ふたりはプリキュア」のイメージがこれをベースに一瞬にして構築されてしまいました。
大人になってから50話以上あるアニメを見るのは早回しでもなかなかきついので、そのうち色んなこと忘れたら見たような気になってRRRのあらすじを話してしまうかもしれません。
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