ヤマアラシのジレンマ 家族との距離感
こんにちは。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はヤマアラシのジレンマについて、私のエピソードを踏まえて記事にしました。
私は、義母や実母との関係に悩んでました。
とくに実母は切っても切れない関係ですよね。
ヤマアラシのジレンマって、心理学では有名だと思いますが、まさにこれでした。
距離が近すぎると相手の嫌なところにばかり目が行ってしまい、良好な人間関係が築けなくなるというもの。
私の母は典型的な学歴主義の人間です。
良い学校、良い成績。
そういうことをよく口にする人でした。
そのため、私の息子にも「将来、あの進学校に入れたら?」とか「この子は頭のいい子ね」ということをよく口にします。
しかし、学歴なんて正直何とでもなるし、それよりも大切なことがたくさんあると知ってから、母のそういう言葉がとても嫌になりました。
自宅から実家もすぐ近くなので関わることが多く、息子への影響が心配でした。
しかし、ある程度距離を取ることを意識したり、嫌なことはハッキリ言うようにしていったら、母が少しずつこちらの意見を尊重するようになり、関係は良くなっていきました。
正直、母にはとても感謝しています。そのため、あまり無下にもできないし、こんなこと言うと親不孝かもしれないと思ったこともあります。
しかし、自分を押し殺しても良いことは一つもありません。
それにこれからは息子も関係してきます。
適度な距離感を持って接することがとても大切だし、我慢せず気持ちは伝えたほうがいいと感じました。
私は幸い適切な距離を取ることで以前よりぐっと関係は良くなりました。
特に家族や親類関係は、距離を取ってはいけないという先入観があったりします。
でも自分の人生は自分が主役だということ。
自分の人生は結局自分にしか責任は取れないということ。
これを意識すると何が大切か、どうするべきかが見えてきます。
そして、先入観で出来ないと思い込んでいたけど、案外出来るものだなと気づくことができます。
あなたが思い込んでいるものは何でしょうか?
それに気づくだけでも心は軽くなります。
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