4年ぶりに友達と遊んだ
先週くらいの話だけど、4年ぶりに友達と遊んだ。
そもそも普段から連絡も取りあわず、4年ぶりに会う友達が友達なのか。
でも、ふと気が向いて連絡を取ってみたら、お互いに会う意志があったのだから友達なんだろうなと思う。
全然変わってなくて面白かったな。土曜と日曜どちらで会うか、というところで友達が「土曜だと助かる」と伝えてきた。
これは4年前、それこそもっと前に「日曜は自分を整える日にしたいから土曜の方がよい」みたいなことを言っていたのを覚えていたので、そのあたりが変わっていなくて会う前から感動してしまった。
昨今SNSが主流になり、社会でもさまざまな出来事があり、思想がかき乱されることもあるわけで、4年もあれば相手の思想や自分の思想がどこかに偏り、致命的に合わなくなっているんじゃないかという不安を抱くこともある。
あったのだけど実際には4年の空白を感じさせない、地続きの関係がそこにはあって「別にそのくらいのことじゃ変わらない」という人や関係の強度が見えたような気もする。
ちなみに4年ぶりに会ったわけだけど、実はこれ、自分視点だと「そもそも(誰であれ)友達と遊ぶのが4年ぶりだった」という事実がある。
4年の間にとくに誰とも縁を切っていないが、決して友達も増えてもいない。プラスマイナスゼロの状態で4年過ごし、どの友達とも会うことがなかった。
でも、それによる不足感みたいのはなく、今回遊ぶまでこの事実にも気づいていないくらいで。
友達と遊ばなくても充実感のある4年だった側面もあるし、そもそも鬱とかでそれどころではなかった側面もある。
4年前と比べるとほとんどの悩みが解決し、生活が快適になっているのは実感する。
それそれとして。
改めて友達と遊ぶのはよいなと、ごく当たり前のことを思ったのだった。とくに良さを語るまでもなく、ただ会って遊べる相手がいるのはよい。
今回も4年間不仲だったわけではなく、「遊ぼう」という連絡を取らなかっただけに過ぎない。
次は4年後にしないようにしようと思った。