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楽しむことがメイン!書道教室 ^▽^

 近所の高齢者サービス施設の喫茶店でふた月に一度開催される書道教室。
なんと筆その他の道具をすべて準備してくれて、しかも後片付けもやってくれるというありがたい教室。

 いつも参加するのは6人ほど。
うち4人は経験者らしく、マイ筆持参で参加する。
 私たち母娘は、貸していただける筆で十分というド素人。
(二人とも小学校、中学校以来だ)
いつも先生が朱墨で季節に応じたお手本を何枚か準備してくださって、その中から自分で好きなものを選んで約1時間練習する。

 とはいえ、昭和世代の全員は、すぐにまっさらの半紙に書くことはためらわれるのだ。
子供時代は、新聞紙などに散々練習させられて半紙に書いてもいいのは最後の最後、2枚か3枚だったのに、この教室では半紙が配られてはじめから半紙に書いていいとのこと。
 若めの先生も、すぐに半紙に書かない練習が不思議そうだったから、最近の習字の練習はすぐに半紙に清書らしい。

 とにかく、昭和世代の私たち母娘は緊張・集中して半紙に書きはじめ、いただいた別の見本も試してみて一番自分に合いそうなものをみつけて、再チャレンジをするぐらいで終わりにしてしまう。
……つまり、1時間で4,5枚。
 だけど、最初の一枚が一番いい字だったりするのよ!

 あちらのテーブルの4人組は、先生に道具のことを尋ねたり、こんな字を書きたいと希望をだしたり、完璧に書道教室になっている。
 こちらの母娘テーブルとは書道に対する向き合い方が違うようだ。^^;

 ただ、私はこの時間がとても楽しみである。
そんなに上手になりたいわけでもないので、気楽に墨をつかった文字を楽しめる。
(しかも、後片付けをしなくてよい!!)

 最後に一枚だけ提出して飾ってもらう。
(トイレへの脇壁に貼られるからほとんど誰もみないのが救い)
 あとは持ち帰って、うちの壁に貼ってみる。
たくさん書くとたくさん貼るので、小学校の教室みたいになったりする。

 なんて平和で幸せな時間だろう!

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