60代の求職は限られるうえに、母のことを考えると条件もあります……なかなかみつかりませんね
さすがに少しは働くことを考えねば!と思い、仕事を探すようになった。
不動産の間取りをみるのもなんだかワクワクするのだけど、仕事を探すのも割と好き。
……たくさんみて、楽しくてそこで満足してしまいそう。😅
今回、働くとしても今までと同じような働きかたはできない。
うちにいる時間が少なくなって、母としゃべる時間や一緒に買い物にでかける時間が減ると、また一段と母の脳の機能がおちてしまう。
耳が遠くなってテレビやラジオを以前のように楽しめなくなっているから、私との接触が少なくなるとほかに他者とのかかわりがなくなってしまうからだ。
それは認知症へ加速度的にすすませてしまうし、身体も衰えてしまう。
だから、できれば週1日か2日、しかも短時間、それもできるだけ自宅近く……こんな条件で働き口があるわけない!
でも、週の半分を不在にしてしまうと、母の一人時間が多くなってしまう。
思い返せば、弱り方が加速度的に進んだのは週の半分以上勤めにでるようになってからだ。
私が会社にいるときに母が家でケガをしたことがあったけど、すっかりパニック状態になってしまい、一人で医者に行くことができなかった。
走って帰宅してなんとか一軒の病院に診てもらうことができたことがあったっけ。
(母は昔からなにか起こるとパニック状態になり、冷製な判断ができなくなってしまうが、年をとってからますますひどくなった)
とにかく、体調が悪くなったり、怪我をしてしまった場合にすぐ帰ってこられる近場にいたい。
そんなわがままな条件で求人情報をみても、そりゃああるわけない。😂
できれば事務職を希望していたけど(週2日で事務職?)、そもそも60代では門戸が狭すぎるようだ。
60代で可能な求人は……なんと、警備、清掃、家事代行、介護ばかり。
60代になると突然事務もできなくなってしまう認識かしら?と疑いたくなるような職種のかたより。
いえ、理解はできます、私も経営者側にいたことがあるから。
若者のほうが将来性もあるし、吸収力大だってこと、体も丈夫でムリもきく。
どうせ採用するなら若いほう!となるのは当然だね。
……だけど、自分がそうだからいうわけではないけど、年をとったらそれなりに状況を把握して雇い主の立場を理解して動けるのだけどねぇ、と心の中で呟いてもどうにもならない。
そんなとき、ラジオやテレビでスキマバイトなるものの紹介をやっていた。
これは、週1日でも週2日とかではなく、かといってシフトを組むでもなく、とにかくこの時間帯に人手が足りない!😥と困っている会社やお店が、ポッカリ時間が空いちゃったという人を1時間から1日単位で雇う契約。
こういう働き方だから事務というのは難しい。
引っ越しや清掃の軽作業か、お店での販売やホールスタッフや洗い物係という店員さんが多い。
当日から求人があり、即決のシステム。
これなら、母の体調や機嫌を確認しながら仕事に行けそう。
母の体調が悪い時、仕事をしながら心配で集中できないなんてことはなさそうだ。
事務しかしてこなかった私だけど、たて続けにこういう情報が耳にはいってきたのは神の啓示ではないかしら?
未経験でもいいならぜひやってみたい。
しかし、こちらのスキマバイトも探してみると、それほど自宅近くはない。
そして、やはりここでも若者がターゲット。
よく探していくと、このバイトを正社員採用用のテストがわりにしているお店もある。
使えそうな人材を探す手段としているようだ。
……あぁ、求職生活は続く……ま、のんびりいこう
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