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投票所のお手伝い、貴重な体験

 先日の選挙の期日前投票のお手伝いをさせていただきました。
選挙に関係するお手伝いってとても貴重な体験に感じられて好きなんです。
 これまで、開票とウグイス嬢はさせていただいたことがあります。
開票のときに感じたのは、みんな真面目に決まり事を守っていること。
さすがの日本!て気がしました。
(車の来る気配がなくても赤信号でちゃんと待っているという感じ)

 今回は投票所でのお手伝い、案内や受付でした。
開始のときには一度も立ち会わなかったのですが、閉場のときは数分前から時報を流して、パウチされた閉場宣言が読み上げられます。
(そこに投票人が1人もいなくても!決まりなので読み上げます!)
投票所の壁にかかっている時計は「調整中」の紙を貼ってみられなくしてあります。
一秒単位で合わせられなければトラブルの元になるからみたいです。
1秒だってまけられませんからね!さすがの日本人です!

 会場によってはできないようですが、CDの音楽がかけられます。
これは選挙管理委員会が準備した数枚のCDですが、それ以外の音楽を流すことは許されないのだそうです、キビシイ……
 ご本人の確認に氏名を読み上げなければならないので、BGMがあったほうがほかの人には聴き取りづらくなるのでいいですけどね。
(ご家族の宛名のものを取り違える人がたまーにいるし、他人になりすますことがないよう本人確認が必要な手順なんです)

 昔はパソコンで情報確認ができなくて簿冊にチェックして確認をとっていたそうなので時間もかかるし大変だったでしょうね。
 それから少ししてデジタルデータ化されましたが、はじめはCDだったそうで、パソコンが熱くなってダウンすることもしょっちゅうだったようです。
予備のパソコンもダウンすると簿冊でチェックするしかなくなって、そのあとのまとめ作業はとても時間がかかったと聞きました。

 そして、今回のお手伝いではじめて存在を知った「投票済証」!
こんなもの何に使うのだろう?と疑問だったのですが、選挙割なるサービスがあったのです。
その証明をみせれば、〇%割引とか、飲食店ならデザートサービスとか。
……知らなかったー😲🙃
 しかも、区によってもデザインが違っていたりして。
投票率を上げるためかな?
いつも投票してるから投票率は関係ないけど、私も利用させてもらおうかしら?

 それにしても、その日の会場の責任者はすごく忙しそうでした。
投票時間中も何か疑問があったら選挙管理委員会に確認しているし、特に閉場後のとりまとめは職員さんたちが協力しあっても時間がかかりそう。

 私がお手伝いしたところは比較的投票人が少ないところでしたので、係の人数が多すぎるのではないかと指摘されそうですが(そんなSNSを読んだ)、じつはそれぞれ役割があって人数が決まっているので減らすことはできないのです。
(そもそも複数人が割り当てられていて、一人ぬけても支障がないようにしてあるし、代理で書くことになったときの確認人員も規定がありました) 

 それでも、みんな本当に真面目に取り組んでいて、日本ていい国だなぁと、お手伝いとはいえ私も身が引き締まりました。

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