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今日本にいる私達にできることは

アメリカでは同じ物価高なのに賃金が上昇しているとの話を聞きます。全ての人が対象ではないと思いますが、アメリカは元々成果報酬主義です。

自分に見合った賃金が支払わなければ、交渉したり、もっと待遇のよい会社へと転職していきます。企業は優秀な人材を手放さない為に賃上げをします。コロナで人手不足がありますので尚更辞めて欲しくなく、賃上げをしている所もあるようです。

また、コロナによる失業給付金もかなり出ているようで、再就職を拒む人もいるのも人手不足や人材確保による高賃金に繋がっている事もあるようです。

アメリカは日本と違い賃金を上げる程景気が良い会社が多く、資金に余裕があるのが伺えます。
今は日本で働く外国人労働者が多いですが、近いうちに日本人が海外で働く労働者が増えるかもしれません。

そんな中、円安、物価高がすすみ日々私達の家計は圧迫されています。賃金も30年もの間上がらず、この苦しい状況をどうしたら良いのでしょうか?

1.家計を見直す
2.外国資産を持つ

私はこの2つしかないと思っています。と言うか
正直、値上げ値上げでもう世界が平和になり、日本経済がよくなるのを願うばかりです。

今の日本のように円安になり、円の価値が下がってしまった場合、外国資産を持つことが重要視されています。外国資産を持っていればそれを円に換金し、使うこともできます。また、お金に働いてもらい、将来の為に資産を増やす事もできます。

しかし、外国資産をもつには余剰資金が必要です。家計が圧迫されている今、まずは家計を見直し、その上で余裕があれば外国資産を持つべきだと考えます。

少し前から外貨建保険が流行り始め、次にS&P500などの海外株式、そしてこの円安により外貨預金が急増しています。皆んな日本ではお金が増えないことは知っているので、外貨に移行するのは当然です。

しかし、外貨に関する商品は投資になりますので、金利やリターンだけでなく、リスクもある事を分かった上で始められるのをおすすめします。
なので、まずは余剰資金作りが必要です。
物価高で収入が増えない今、余分な支出を減らす意味でも家計の見直しは大切ですので、お話しさせていただきます。

家計の何を見直すの?

家計の見直しと言っても住宅ローンや家賃などの住居費、光熱費、通信費、保険、学費など様々です。また、各家庭によって重要視するものや、考え方も事なると思いますので、私が見直した経験を元にお話しさせていただきたいと思います。


1.住居費

まず家計で1番負担の大きいのは住居費です。これが限りなくゼロに近ければどんなに楽でしょう。
しかし、賃貸にしろ持ち家にしろ住んでいる限り何かしらの費用が発生します。なので、その費用をできるだけ抑えるのが重要です。

その1  住む場所
当然ですが、都心部に近い方が物価が高くなり、都心から離れるほど安くなります。
例えば私の住んでいる千葉県では2LDKのアパートが76,000円ほどで借りられてしまいます。ですが、東京では恐らく十数万円します。この数万円の差はかなりの節約です。また、家賃交渉したり、間取りや設備にこだわらなければ上手く節約できます。

その2. 住宅ローンの金利
持ち家の場合は住む場所の他に、住宅ローンの金利や借入期間が影響してきます。購入を検討している方は一概には言えませんが、低金利での借入、頭金を入れる、借入期間は短い方が良いと思っています。しかし、これには様々な考えがありますので要検討が必要です。

詳しくは別に記事を書く予定ですが、簡単に言うと低金利だと利息額が少なく済みます。その反面変動金利の場合、金利が上昇したら利息額が増えます。

頭金を入れれば、ローンを組む借り入れ額が少なくなりますので、利息額を減らすことができます。その反面、最初に大きな資金が無くなりますので、その後の生活費を考える必要があります。
また、家賃を支払いながら頭金を貯めるより、住宅ローンを組んでしまった方が良い場合があります。

金利は借入額と借入期間で決まるので、借入期間が短い方が余分な利息を払わずに済みます。ですが、最近は低金利時代ですので、フルローンを組んでも金利が上昇しない限りは利息額は少なくて済みます。また、短期間で返済できる住居を購入して、早めに住居費負担をなくすのも一つの手です。

その3  住宅ローン借換え

住宅ローンを組んでいる方は借換えも検討材料の一つです。

よく言われる借換えによる条件
金利差0.5%以上、借入残高1,000千万円以上、借入期間10年以上

借換えには事務手数料が約60万円かかります。
その金額を払うだけのメリットがあるかどうかシュミレーションが必要です。また、借換え後に繰上げ返済を考えている方は利息軽減効果が薄れる可能性がありますので、慎重に検討をおすすめします。

最近は低金利で0.3%台の銀行もあります。主にネット銀行ですが、団信保険もかなり充実していてとても魅力的です。その分審査も厳しいようですが、要検討の上チャレンジしてみるのも良いと思います。


2.通信費

今や一家に一台から1人一台になった電話器。
家族が多い家は負担額が増します。格安携帯が出てきたおかげで大分負担額は軽減されましたが、悩みの種です。またスマートフォンは固定電話機と違いバッテリーを消費しますので、数年ごとに買い替えが必要なのも頭の痛いところです。

その1 キャリアを行ったりきたりする
どのキャリアも新規契約をしてもらい収益を得たいところです。その為に新規特典として通信費の割引や端末を安く買えると言うキャンペーンをよく打ち出しています。
iPhoneが1円!と言うのもよく耳にしますよね。
ただ最新のiPhoneが安く購入でき、一定期間割引が効いたりしますが、キャリアを変えるのは手間と時間がかかるので注意が必要です。

その2  格安SIMを使用する。
もう既に皆んなやっている事と思いますが、格安SIMを使えば大手キャリアよりも安く、しかもずっと料金が変わらず利用できます。3Gでしたら1,000円程度です。若干大手キャリアに比べ電波状況が悪い所もありますが、間違いなく節約できます。

その3  Wi-Fiのプロバイダ変更
Wi-Fiのプロバイダは住んでいるアパートやマンションによって契約が決まっている所もあれば、住む地域によっても違います。自分の住んでいる場所で1番お手頃なプロバイダを探し、更に加入している携帯会社とのセット割引がないかを確認してみると良いです。またWi-Fiの使用状況によってはポケットWi-Fiを利用するのも良いかと思います。

3.保険料

日本人は保険が大好きですが、正直どの保険がいいのか分かりませんよね?昔はセールスレディがきて説明してくれました。しかし、昔の保険は年齢が上がるにつれ保険料も上がっていくタイプが多いです。また、保障内容よりも保険員の人柄に左右されるケースも多かったと思います。

今はネット社会です。逆に自分で調べようと思えば調べられますし、保険料も大分安いです。しかも一生涯上がらないタイプが主流です。
また、保険の相談窓口も街中に増えてきていますので、一度訪れてみるのも良いと思います。今は無理に契約を薦められるケースも少ないと思います。

同じ保障内容でも保険料は保険会社によって様々です。微妙に内容が違っていたり、保障の対象が違ったりします。また、加入時の年齢や健康状態によっても変わりますので、若く健康なうちに必要な保険に安く入っておくのがベストです。


4.食費 光熱費

今一番値上げで厳しい食費と光熱費。
低価格の食品を探すのも大変です。食品ロスを無くし、必要のない食材は買わない。外食、コンビニなどの利用はできるだけ避け、今あるお金でできる節約レシピが大切かもしれません。
業務スーパーや自社ブランド製品もコスパ面では良いのでおすすめです。
物価高は長く続くかもしれませんので、お財布の紐はしめつつもメリハリある使い方で乗り切っていきましょう。

電気、ガス、水道も必要最低限の利用を心がけ、携帯とのセット割引や電気のアンペアを変更するなど、これからエネルギー関係の料金は更に値上がる可能性が高いので、少しでも安くできる方法を探していきましょう。


5.車関係

車は毎月ガソリン代に駐車場代。年に一度自動車税と自動車保険。2年に一度車検があり結構出費がかさみます。特に車種が大きくなればなるほど維持費はかかります。

車は生活必需品のご家庭もあるので一概に言えませんが、ワンランク小さい車に乗る。軽自動車に切り替える。思い切って手放すなど、今はカーシェアリングなどレンタカーも充実していますので、家計を大胆に見直す日が来るかもしれません。


入ってくるお金が増えないので、出て行くお金を減らすしかありません。副業して収入を増やせるならまだ良いです。
コロナ規制が緩和されつつあるのに、また経済が危機的状況です。食べ物や電気、ガス、石油製品はこれからも値上がる可能性があります。
今ある自分のお金を大切にして行きましょう!


外国資産につづく




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