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【MTG レガシー】 「プレインズウォーカー、父になる」その10/休日大会に出よう! デッキ選び編 【初心者、復帰勢、自分と同じ親に向けて】
1.今週末は3連休。パートナー様が「子供たちを連れて、実家で泊まるつもり。そのあいだは、自由に過ごしたら?」などと言ってくれたワケです。ピヨッ!!?
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(突然の祭り状態)
しかもスケジュールを調べたところ、最寄りのカードショップ(それでも、自動車で1時間半かかる)、日曜午後に「レガシー」の休日大会やるって言うじゃないですか。これは……千載一遇! これまでも蛮族の感性と知性で、さまざまな記事をウホウホと殴り書いてきましたが、
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いずれにも共通する弱点は、“圧倒的な実戦不足”。僕は「夜はできるだけ、家族と過ごす」というルールを自分に課しており、とくに赤ちゃんが産まれてからは、休日に遊ぶ機会も皆無でしてな……(土日は長女の保育所が無いため)。
思いがけない復帰戦で、知見を集める貴重な機会です。純粋に楽しみ……というよりは、何やら怖いような気もしますが、ともあれ早急に決めなければならないことがあります。……どのデッキを持っていけばいいん??? わからへん……。
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ふぅむ。悩ましい。僕は“プレイング”か“構築”かと聞かれれば、かなり、机上での“構築”に楽しみ方が偏ったプレイヤー。後述しますが……いまだに実戦は“おっかない”のです。
それでも差し替えを考慮すれば、いくらかのレガシーデッキを組むことができ、いまの時点で大会に持っていきたい候補は4つ。高額なものは無いですけどね。そのどれもが「純正青黒のコンボデッキ」というのが……趣味と実直な性格が滲み出ています。
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↑のような汎用パーツの使いまわしで
同色のデッキを増やせる利点がありまして
本音は?
打ち消し呪文+手札破壊、だぁい好き!
この記事は、初心者や復帰勢、同じ親であるプレインズウォーカーのために書かれています。
自分のデッキを組めば、大会という実戦の舞台で試したくなるのは、自然の理。しかし知らない世界は、怖い。そういう方のために、僕がいきます。群れの先頭で、崖から海に飛び込むペンギンです。
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今日はその準備段階。4つの候補を比較することで、どれが復帰戦にふさわしいデッキか、自分の思考を整理したいと思います。
とはいえ、メタゲームの潮流を精確に読みきって、潤沢なカード資産から最適なデッキを選ぶ、というのは僕の能力を越えており、役目でもありません。
むしろ、限られた資産、選択肢から、こだわりや愛着、いわゆる“信仰上の理由”=“心情”も大いに加味しつつ、その日のためにデッキを選びたいと思います。実は多くのプレインズウォーカーが、そうしているように。
そんな悩ましくも楽しい作業を経て、おっかなびっくり大会へ、ゴー。そのサンプルを示すことで、誰かの背を押す一助になればと願いつつ。それでは、始めましょう。
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(※記事の最後で、読者のみなさんにちょっとしたお願いがあります。ご協力いただければ幸いです)
2.まず、候補として考えているのは「アーボーグ型ドゥームズデイ」「青黒ダークデプス」「青黒スパイ」「ハイランダー・コンボ」の4つ。順にご紹介します。
・候補1「アーボーグ型ドゥームズデイ」
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ライブラリーを好きなカード5枚だけにする《最後の審判》と《タッサの神託者》を組み合わせることで、特殊勝利を狙うデッキ「Doomsday」。
「アーボーグ型」は扱いやすさと入手性を考えて調整を加えた型で、通常の型よりトップスピードで劣る代わりに、手札が減りにくく、各種の妨害にも強い構成にしているつもりです。
うちのレガシーデッキでは長姉に相当し、優等生。基本形がレガシー環境で屈指の「スペルコンボ」=「Doomsday」だけのことはあり、総合的な戦闘力では上記の4種の中で随一です。
扱いやすさのために最大速度を犠牲にしてあるとはいえ、《意志の力》を筆頭とした豊富な打ち消し呪文を構えつつ、2~3ターン目には高い確率でコンボ突入が可能。
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ふつうに考えるなら……「手持ちのもっとも強いデッキを使うべき」。そのため、「アーボーグ型ドゥームズデイ」が第1候補です。
とくに僕は、実戦の場に立つのが久しぶりすぎるため、現実での流行やメタゲームの潮流を肌感覚では知りません。店舗ごとの環境も。そういうときは……受け身で対応する側ではなく、最強の動きを押しつける側に回るほうがいい。
ただし、懸念がいくつか。まず、最新セットである「指輪物語:中つ国の伝承」の影響。……微妙なところです。
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《一つの指輪》自体は、このデッキにとって苦手なタイプのカードではありません。速いカードとは言えず、プロテクション(すべて)もメインの勝ち筋である《タッサの神託者》、サイドボードに鎮座する《黙示録、シェオルドレッド》の前では無力。
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瞬間風速こそ凄まじいものがありましたが、各種の大会結果を見るかぎり「モダン」ほど支配的ではない印象。どちらかと言えば、「レガシー」ではこちらの蔓延がツラい。《オークの弓使い》。
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引くわぁ……
黒いデッキの多くに標準装備され始め……いえ、これを使うため、わざわざ黒を足すデッキさえ増えてきたパワーカード中のパワーカードです。以前「青黒ダークデプス」の記事では使う側として紹介しました。
ところがこいつの台頭は、ドローの連鎖でライブラリーを空にする必要がある「Doomsday」にとって、鬼門そのもの。ただでさえ《最後の審判》の効果でライフが半減するため、少しでもコンボ到達が遅れれば、矢継ぎ早に1点ダメージが飛んできて《ブラッシュワグ》(死体)にされます。
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「思いがけず死んだ」
このデッキが本来の強さを発揮できるか=地元のショップでどれほどの《オークの弓使い》と遭遇するか。意識して、サイドボードに対策も用意していますが……「“URデルバー”以外のあらゆるデッキに有利」と畏れられた「Doomsday」も、いまは逆風の季節かもしれません。
「Doomsday」というデッキ固有の課題も無視できないところ。やっぱり……“難しい”のですよね。《最後の審判》から最適な5枚……“パイル”を選びきるのは。
1人回しの練習を重ねてきたとはいえ、長丁場の大会で、後半戦、スタミナ切れで頭が痺れた状態でもそれができるかどうか。
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「Doomsday」特有の
勝ち確定からの“自爆”はなぁ……
心に深々と刺さります
ともあれ、自分が初めて記事にした愛機でもあり、勝たせてあげたい。「Doomsday」の美しいリストたちの中に、突如「アーボーグ型」を混入させる野望も忘れたわけではありませんから。
ちなみに……《一つの指輪》を自分で使う手もありますぞ??? 「指輪型ドゥームズデイ」。現在、13000円×4。ハハハ、こやつめ。
候補2「青黒ダークデプス」
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10個の氷カウンターを溶かしきれば、深海の女神《マリット・レイジ》を目覚めさせる《暗黒の深部》と、一撃で全てのカウンターを取り除く《吸血鬼の呪詛術士》を組み合わせた「ヘックスメイジ・デプス」。
その「青黒」版で《意志の力》や《渦まく知識》をフル装備し、呪文戦への対応力と安定性の向上を目指したタイプ。
ほとんどオリジナルのデッキで、単純な戦闘力は「アーボーグ型ドゥームズデイ」より1歩劣る印象。分類上は高速コンボなのに、盤面のコントロールに長けた白いデッキを苦手とするのが泣き所です。
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また20点ぶんの野菜が届いたの
しかし、土地コンボなので打ち消し呪文や手札破壊に強く、対「青」、対「アンフェア」戦には強い構造になっています。当日、「フタを開けたら青いコンボだらけ」という状況ならボーナスタイム突入。
構築の自由度が高く、「指輪物語:中つ国の伝承」の新カードに適応しやすいデッキでもあります。対戦相手が《一つの指輪》《オークの弓使い》を使ってきても、「青黒ダークデプス」なら影響が薄いのも追い風。
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弓など無力! 無力!
むしろ、《オークの弓使い》は女神の露払い役として自分で使いたいくらい。
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(手のひら、クルフィックス)
ただし。正直に打ち明けると《オークの弓使い》の使用には……個人的な問題がありまして。
まさか、こんなに早く復帰戦の機会が来るとは思わず……まだ買ってなかったんですけど……。
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近々、再刷もあるだろうと“見”に回っていたのに、大会に出るとなれば、大急ぎで買いそろえないといけません。価格が加熱しきった、いまの状況で!!? ハードコア!!! もしくは、使用しない型を考案する必要がありますが……。
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これを使います
墓地に自動で落とせる《帳簿裂き》と相性がよく
《思案》を《定業》に転換すれば、簡単に運用可
手札が尽きなくなります
露払い役は他に必要になりますが
あとは、店舗固有の事情。前に店員さんと話したとき、「うちには“土地単”を使う常連さんが多いので、対策は必須ですね」と仰っていたのですよね……。
「土地単」。「デプス」にとって、難攻不落の要塞。この難敵と互角に戦うために、練習会で「土地単」との対戦経験をみっちり積んでおきたかったのですが……準備不足は明らかで、不安を残しつつの緊急発進になります。
オリジナルデッキで勝つ。最高の栄誉で、魅力です。何より多くの人に支えられて、ここまで形にしたデッキでもあるので……恩義に報いるためにも、戦果を得たいのが正直なところ。
候補3「青黒スパイ」
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あらかじめデッキ内の土地を0枚にしておき、“土地が墓地に落ちるまで”ライブラリーを削り続ける《欄干のスパイ》《地底街の密告人》で全てのカードを墓地へ。
なぜか勝手に復活する《ナルコメーバ》と《戦慄の復活》を組み合わせ、最後はマナを使わずに《タッサの神託者》を吊り上げて勝つ、完全初手依存型「オールイン・コンボ」。
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マジックの歴史上、最大級に意味不明な効果
水族館のクラゲコーナー、好き
いつまでも、そこにいたい
その速さは「Doomsday」を凌駕し、1~2ターン目に勝ちます(というか、そこで勝たないと負けます)。特に「青黒スパイ」は《意志の力》と《否定の契約》の両方をフル装備しており、
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最強の打ち消し呪文
次のターン? 知らん!
実はいちばん好きなカードかも
先手1ターン目に「《意志の力》を“何セット”持っていますか?」と凄まじい問いかけをし、最短距離で勝敗を決するタイプのデッキ。「復帰戦? 準備不足? そう。関係ないね」と言わんばかりに、勝ちを獲りにいく選択。
実はこれもあり。良くも悪くも“対話”を介在しないデッキなので、環境変化や相性の影響を受けづらく、どんな強敵でも真っ向から斬って落とせる可能性があるからです。
あえて「青黒スパイ」を記事で紹介したことはありませんでしたが、うちのデッキたちの裏の切り札で、要するに……“こういうとき”のために研いでおいた業物です。
ただし、尖り過ぎた構造のため、脆弱性は相当なもの。一人回しがむちゃくちゃ楽しいデッキなので、ぜひ回して、感触を確かめてほしいのですが……、
マリガンの判断がプレイングの8割を占めるようなデッキです。打ち消し呪文やキャントリップ過多の甘えたキープは、だいたい敗北直行。最終局面で心を研ぎ澄まし、細い橋を渡る必要がある「Doomsday」とは対極で、どんなにキープしたい初手でも“即座に殺せない”と判断したら、淡々と無感情にマリガンし続ける“鉄の胆力”が必要になります。
メイン最強系デッキの宿命で、サイドボードの対策カードが“ありとあらゆる”と言いたいレベルで突き刺さってくるのも難点。
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そのため、軸をずらした勝ち筋をサイドボードに用意しておく必要があり、その部分の工夫こそ、「スパイ」使いたち、それぞれが何としても秘匿したい“影技”になるかもしれません。
万が一、このニッチな記事の読者さんと「青黒スパイ」で直接戦うことになれば、大変に困った事態になるのですが……僕の場合、現在の隠し札は《黙示録、シェオルドレッド》+《帳簿裂き》。
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《黙示録、シェオルドレッド》は言わずと知れた強カード。「ドロー」というカードゲームでもっとも強い動作に課税ができ、単騎でも対戦相手のライフを易々と削りきる「黒」の旗艦。「4マナの黒いクリーチャー」を1ターン目に叩きつけることに特化した「青黒スパイ」には最適のフィニッシャーかと。
《帳簿裂き》は、0マナアーティファクト群で「諜議」条件を達成、手札を整えつつ、空から殴って追加の勝ち筋に。何しろ土地なんて1枚も入っていないデッキなので、「青黒ダークデプス」とは桁違いの速さで育ちます。
「復帰戦だからと、甘えるな。限られた情報、少ない準備でも、一心に勝ちを目指すことが対戦相手への礼節」ということなら、この「青黒スパイ」が選択肢の上位。勝っても負けてもすぐに試合が終わるので、いちばんの不安である体力面への負担も少ないですし、ね。
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引きがしょっぱい日は
これくらいの「スパイ」だゾ
候補4「ハイランダー・コンボ」
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うわっ、リスト長ぇ!!? 同じ名前のカード2枚がめくれるまで、ライブラリーを上から好きなだけ追放し続ける超個性的なサーチカード《汚れた契約》でライブラリーを空にし、《タッサの神託者》で勝つのが「ハイランダー・コンボ」。この2枚以外は、同じ名前のカードが1枚ずつしか採用されていません。
そんなん、揃うか~、と言いたくなりますが、豊富なサーチカードのおかげで意外なほどあっさりと達成できます。2枚の2マナ呪文を通すだけなので、コンボの手順が非常に簡単、ミスをしづらいのも利点。
必須パーツ数が「4」とあらゆるコンボデッキで最少なので、膨大な空きスペースを活かした、最高レベルの自由度が武器。追加の勝ち筋や隠し武器、暗器の類いを好き放題に装備できます。
このリストは《帳簿裂き》《濁浪の執政》《天上の餌あさり》などで空戦も仕掛けていくタイプ。
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キモかわいさがクセになる
好き
とはいっても、同じカードを採用している「青黒ダークデプス」とは間合いが異なります。あちらは《マリット・レイジ》の高速コンボで圧力をかけつつ、積極的にライフを狙う「クロックパーミッション」寄りのデッキ。
「ハイランダー・コンボ」のほうは、サーチを多用する都合でとにかくコンボとしては遅いので、クリーチャー除去も装備した「コントロール」寄りのデッキになりやすいです。
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強いか弱いかは……よくわからねぇ、というしかありません。同じ役割で似たような効果のカードを大量に揃えることでデッキの骨格を組んでおり、ゲームごとに微細なムラが出るからです。どんな強カードでも1枚しか入れられないのも難点。強化を図るときは“似た役目のユニット”のバランスを考えた換装になりやすいですね。
ただ……とにかく使っていて面白いデッキです。同じ手札やゲーム展開は無いので、毎回、新鮮な驚きがあります。また、展開や思惑の読まれにくさは異常。おもむろに《選択》を撃ったときの、対戦相手の「???」という反応だけで、充分にプレイする価値あり。
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というより、ストレージで見つけた
この《選択》1枚から始まったデッキとも
「青黒スパイ」とは反対向きのアプローチかもしれませんね。勝ちにこだわるのは重要で、礼儀。しかし「マジック」もあくまで遊びで、他の誰かと関わる手段の1つ。そして、デッキとは自己表現のためのツール。
そう考えるならば、個性と楽しさを何より重視して「ハイランダー・コンボ」を選ぶのも良し。面白がって、興味をもってくれる対戦相手もいることでしょう。“友人を作るため”に、僕は「レガシー」を遊んでいるのですから。
ただ、大会で勝てるかは……やっぱり、よくわかんねぇな~(正直者)。何しろ、ライブラリーの並び次第で強さも速さも激変するデッキなので。
できることが多く、変幻自在の器用さは魅力ですが、どこまで調整しても安定性だけは期待できません。カジュアルな席でのフリープレイ用としては最高の機体なんですけどね。
3.ふぅ。思いがけず長くなってしまいました。他にも「青黒デスシャドウ」や「青黒レインストーム」という手もあるのですが……現実的には、上の4種の中から大会に持っていくデッキを選ぼうと考えています。
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「レインストーム」
ただ、ストームデッキなのに、遅くって……
同じ休日大会で全敗を喫した苦い過去があります
《一つの指輪》を得て、めでたく復活!
13000円×4!
さて。前述のとおり、読者の方にご協力をお願いしたいこととは、これです。
みなさんなら4種の中からどのデッキを選ぶでしょうか? ぜひ、アドバイスや考えを聞かせてください。
もちろん、僕なりに朧な考えはあり、このデッキを持っていくことになるだろうな、という予感もあります。それでもやっぱり……怖いのですよね。
どうか、“助けてください”。海に飛び込む“ペンギン”の背中を押してもらえれば幸いです。
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それとは別に……他の方ならどう考えるのか、純粋な興味があります。それが、ここまで長々と紙数を使い、それぞれのデッキを紹介させてもらった理由です。偏った4択だな~、という点はご容赦いただくとして。
この記事のコメント欄でも、Twitterのほうでも……Twitterには投票欄も作っておくつもりですので、気軽に。
本当にねぇ。絶え間なく大会に出場し続けるプレイヤーを尊敬します。僕なら怖い。心血注いだデッキの真価を問うことも、新しい誰かと向かい合うことも。
デッキは期待したほどの強さを持たず、僕自身の腕も錆びきって、対戦相手との交流どころか冷たく嘲笑われるだけ……それも、充分にあり得る未来です。
家にいるほうがずっと楽で、心も安全なのですが……いえ。恐れを知りつつ、行きましょうか。そうして時を超えていった《テフェリー》のように。
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全てのデッキの本望は、戦うこと。何より、“一連のニッチな記事のどれかを目にした方と、テーブルをはさんで出会う”ために。それが僕の小さな目標で、戦う理由だからです。いずれ、きっとどこかで。
改めて。「みなさんならどんなデッキを手に、休日大会へ向かいますか?」。それでは、また。
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記事を読んでくださった方へ。
— 六条屋 (@R0ghKbCRtIb3v1j) July 12, 2023
ありがとうございます。みなさんなら休日大会にどのデッキを持っていきますか???#MTG #レガシー #Doomsday #ダークデプス #青黒スパイ #ハイランダー・コンボ