血液培養ボトル🧫がない?
みなさんこんばんは。
北海道からヨーカドーが無くなることになりポッポの山盛りポテトがなくなると聞いてメガ盛りポテト食べちゃいました🍟
どーもMittsuです。
本日は、血液培養ボトルが出荷調整していることについてお話しします。
かなり大きな問題で、各施設で混乱を招いているのではないでしょうか?
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社の「BDバクテック™ 血液培養ボトル」が出荷調整となっています。
情報によれば、約3か月間を目途に出荷量が50%程度に減少する見込みということです。
言うまでも無く血液培養は感染症の診療に欠かせない重要な検査法です。
国内でもシェアの高いBD バクテック™の血液培養ボトルの供給が減少することは、多くの医療機関において影響することが予想されます。
無くなるとなると、確保できるだけ確保したいと言うのが人間の心理かもしれませんが、ここで慌ててしまうと十分に多くの医療機関に供給が途絶えることとなり大きな混乱を招いてしまいます。
ですので、以下のことを見直しすることが発信されていますので、ご参考にしてください。
血液培養ボトルの発注量の適正化
これまで発注していたレベル以上の発注や在庫の確保を目的とした発注については、極力控える。血液培養の対象の見直し
血液培養の対象となる優先順位から考えて、菌血症・敗血症患者への2セット採取は必要と考えます。
ただし、その一方で、菌血症の陰性化確認は対象を限定するか1セットでの採取はやむを得ない。
また、状態が比較的安定している患者や他の培養検査で原因菌の検索が可能と思われるような患者においては、血液培養の対象からはずす。院内ルールの設定と周知の徹底
各医療期間によって血液培養の実施状況は異なるため、各施設に応じた院内ルールを決める。
現在よりも半数程度に血液培養を抑えるために、どの部分を減らせるかについては微生物検査室やASTなどで相談していただき、妥当な院内ルールの案を検討する。
そしてそのルールが守られるよう院内における周知徹底をする。
以上のことが、発信されています。すでに対応されているご施設が多いかと思いますが、これを見て検討いただけると幸いです。
ちなみに出荷調整される8製品についてもピックアップしたのでご確認ください。
以上、血液培養ボトルの出荷調整についてお話ししました。
それではおやすMittsu💤