WHOが結論づけた「空気感染」について
みなさんこんばんは。
脂が乗ったホッケはマジで美味い!
どーもMittsuです。
今日は、話題になっている空気感染のお話をしたいと思います。
「空気感染」は、結核菌や麻疹ウイルスの感染経路として有名ですが、新型コロナウイルス感染症でも初期段階での空気感染について指摘されてきました。
主に接触・飛沫感染による感染経路が有力でありながら、より小さな飛沫(飛沫核)が、医療行為などにより発生する「エアロゾル」による感染も注意喚起されてきました。
これによりトイレに設置されている「エアータオル」もウイルスを飛散させると拡散され、使用を中止している施設も多くありました。
空気感染は、空調などを通じて空気中を長時間漂い、長い距離でも感染が起こりえるものとされています。
麻疹においては、抗体を獲得していない方とすれ違っただけでも感染するといった感染力のとても高い感染経路となります。
WHOからの空気感染の定義について見直された発信があったからです。
以下は、報道のあった文章を抜粋いたします。
世界保健機関(WHO)は18日公表した技術協議文書で、
「約500人の専門家と空気感染による病気のまん延の定義について初めて合意した」と明らかにしました。
これは、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期に起きたような混乱を今後、回避することが狙い。」とのことです。
WHOは、「麻疹(はしか)のような既存疾患と将来のパンデミックの脅威の両方について、空気感染を防ぐより良い方法を研究する第一歩になる」と述べています。
文書では、
「空気感染」という表現について、
『病原体が空気中を移動したり、空気中に浮遊したりすることが主な感染経路となる感染症に用いる』ことができると結論づけられました。
これまでは空気感染と判断する前に高いレベルの証拠が求められましたが、
新たな定義では、『曝露の危険性と疾患の重症度も考慮する必要がある』としました。
また過去には、感染症粒子の大きさが「飛沫」か「エアロゾル(空気中を漂う微粒子)」かが争点でしたが、新しい定義ではそれを問題視していません。
新型コロナウイする感染症での2020年のパンデミック初期、エアロゾル研究者約200人が、WHOがウイルスの空気感染の危険性を警告しなかったと公に不満を表明しており、研究者らは、WHOが警告しなかったのとで換気よりも手洗いなどの対策が強調され過ぎる結果を招いたと指摘しています。
2020年7月までにWHOは空気感染拡大の「証拠が出てきた」と発表したが、主任科学者は後に、WHOは「もっと早い段階で」 はっきりさせるべきだったと語っています。
と報じています。
ということは、新型コロナウイルスは、空気感染であったという見解なのでしょうか?
そうなるとサージカルマスクでは、防げなかったことになりますが、
感染する人もいればこれまでに一度も感染しなかった人もいますので、このウイルスの感染経路については、今後も見解が分けれるような気がします。
それは、さておき「空気感染」という表現については、
『病原体が空気中を移動したり、空気中に浮遊したりすることが主な感染経路となる感染症に用いる』と結論づけられたようですので、そこの解釈は間違わないように対策を講じていかなければなりませんね!
以上、WHOが空気感染の定義を改めて発信したことを話題に話しましたが、今回は、空気感染についての結論ですので、新型コロナウイルスに対しては、今後も憶測が飛び交う可能性がありそうですが、基本は標準予防策を講じることに尽きると思います。
それでは、おやすMittsu💤