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対策あって憂いなし!

みなさんこんばんは。
久しぶりにお弁当を買って食べましたが、チャーハンも唐揚げも麻婆豆腐も普通にうまかった!ペロリです!
どーもMittsuです。

これまでは、微生物に関連する感染症の対策といえば、標準予防策経路別予防策である空気・飛沫・接触予防策を主に話題になりましたが、今日は針刺し事故対策粘膜曝露についての対策を話そうと思います。

針刺し事故

現場では、点滴や採血など、手術に利用するメス刃などにより、針刺し事故がまだまだ多く報告されています。

この原因には、必要な対策を講じなかったことや自身が気を付けていても他者からの影響を受けて受傷することなどがあります。

💉針やメス刃を取り扱う場合は、初めて使用するときには慎重扱うとは思いますが、徐々に慣れてきたり、大丈夫だろうというちょっとした余裕によっても発生したという報告が多いです。

最近では、事故防止策として、針に安全機能がついています。点滴の留置針にしても採血の翼状針でも安全装置つきの物が多いですが、これを作動させずに実施した場合にも事故が起こったとという報告もあります。

このように、針にも対策が備わっていますが、何よりも対策で大事なのは、準備です!

準備ができていないことで、針刺しが起こるリスクは増加します。

例えば、点滴をする際の物品の準備、点滴の留置針する動作のイメージ、点滴を挿入する患者の状況の事前把握など事前に準備をすることで、回避できることも相当多くありますが、忙しさや先ほども話した余裕からこれらを怠ることによって発生します。

今では、ほとんど手袋🧤を着用して対応をしていますが、昔は手袋を装着せずに実施したことによって針刺し事故に至った事例もあります。
たかが一枚の手袋ですが、手袋があることによっても防げることがありますので、その辺をしっかり準備することが対策となります。

粘膜曝露

先ほどの針際事故の他に粘膜曝露というのも対策が必要です。

採血や点滴でも発生血液の飛散時に目に血液が曝露することや、患者の血液、吐物や体液、分泌物、排泄物などに含まれる感染源を目や口などの粘膜に曝露することで感染することもあります。

不意に発生する事故の場合も多いですが、これらの感染源との接触の可能性がある場合には、事前に目を覆うことで対策ができますが、ゴーグルやフェイスシールドというのは邪魔ですし、つけるのがめんどくさいといったことにより省略することが多いです。

👀を覆うことが一番の対策となりますが、不意の事故の場合には防ぎようがありませんので、こちらも事前の準備が重要です。
曝露の可能性がある処置の場合は必ず装着するようにしたり、曝露のリスクのある患者の対応時にはゴーグル👓やフェイスシールドを着用するなど心がけることも対策となります。

今日は、💉針刺し事故と粘膜曝露の対策は、標準予防策の中に含まれている事項になります。ですので、見えない相手に対して対策を実施することを怠らず、必ず準備をして対応をすることで、自らの安全を守りましょう!

これまでにも、🩸血液感染症の曝露によって、HBVやHCVに罹患したという報告がありますので、そうならないように事前の準備をしていただけると幸いです。感染症に罹患してからでは遅いのですので、みなさん普段の業務もお気を付けください。

以上、針刺し事故粘膜曝露の対策についてお話ししました。
それでは、今日はここまでとします。
おやすMittsu💤

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Mittsu
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