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音楽に振り回されてるときが1番楽しいってこと

ダウンコートを仕舞ってもよいとお天気お姉さんに言われたのにまた引っ張り出してはおるような、だと思ったらシャツ1枚で歩けるような、そんな天気に乱され体調を崩しがちです。いかがお過ごしでしょうか、お久しぶりです。

そういえば、3月の真ん中頃に卒業しました。
振り返れば3年間のうち半分以上の日数は通えていませんでしたが、優しい友達はいるもので卒業式にも出席し卒業証書を受け取ってきました。
恵まれているなぁと、この頃特に思うんです。
授業や行事、私は普段全然登校できていなかったのでわからないことだらけだったのですが、友人は嫌な顔ひとつせず(ひとつぐらいはしてたかも)それどころか行くたびに明るく話しかけてくれて、ほんとうに救われていました。

それでタイトルの話に移るのですが、この間、吹奏楽部の定期演奏会がありました。
都立の合格発表が終わってから部活に復帰してよいとのことだったので、練習期間はおおよそ3週間。ですがインフルエンザの影響などで部活停止期間が挟まり、実質的な練習時間は2週間ほどでした。
わたしはトランペットを吹いているのですが、なんとびっくりソロが多くって。過去に演奏したことのある曲もいくつかありましたが新しい曲もいくつかあり、本番まで、文字通り音楽に振り回される日々が続きました。
結局、練習が足りず追い込もうとして口を壊してしまって、思うようには演奏することができず少し悔しい気持ちもありますが、直前に練習していなかったらそれはそれで後悔していた気がするので今の自分なりにやりきることができたと思います。

本当にこの1ヶ月あっという間でした。
学校の階段で友達とソロを合わせたり準備室で3年だけの曲を合わせたり、合奏で初めての曲を吹いてみてボロボロで笑ったりして、もう二度と出来ないんだなんてやっぱり信じられません。
時間が無くて気持ちの余裕もなくて、演奏も余裕がなくなって、この演奏を聴かせるぐらいなら本番が来なければいいのにとも思いました。
でもそれを超えるほど、過去の演奏会は楽しいものだったしみんなで音を合わせることに喜びを感じました。

高校では吹奏楽は続けませんが、卒部会の際後輩に「先輩の音は柔らかくて綺麗で」と言ってもらったんです。ここまでの間、見て聴いて表現しようとしていた音が伝わっていたのかもしれなくてとても嬉しかった。
うちの部活は人数も少なくて全然強豪という感じではなかったのですが、コンクールではそれなりに頑張って走って、上下関係もそこまで厳しくなくって楽しい部だったと思います。

コンクールや文化祭前の、「ここの音のニュアンスはこうして、ここは前に言われたから少し音を短く、そっちの曲はもう一度音源を聴こう」みたいな、そのこと以外が考えられないぐらいいっぱいいっぱいの時間って、辛いけどすごく充実してて。
どうやっても終わりは来てしまうものだけど、走り回っている間は音楽を言い訳にして他のことを考えなくて済むんです。
その時間がわたしにとってはすごく心地よかったのかな。

4月から、すごく変わった高校に進学します。
5月に海に入ったり船に乗ったりダイビングをしたり、また違った意味で色々なことに振り回されそうで、今のところ不安よりも楽しみが勝っています。
新年度に入り環境が変わる方も多いと思いますが、少しでも、息のつける自分の時間が作れますように。気を抜けないかもしれませんが、ずっと気を張っていては疲れてしまいますから。これはわたし自身にも向けています。

まぁ何はともあれ、楽しいことがあったりすればまたnoteにまとめると思います。この、キーボードを叩いてる時間は自分の考えをまとめて言葉にする練習なので。

余談ですが、雪を溶かすようにじんわりとあたたかくなる春という季節が、わたしはいちばん好きです。今年こそ、冬眠から覚めて人間たちの営みに加わることができたらいいなと思います。
皆さんもお身体に気をつけてお過ごしください。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

↓(最近よく聴いている曲を貼っておきます。)

♪猫とアレルギー/きのこ帝国

♪春泥棒/ヨルシカ

♪CHEERS/Mrs.GREEN APPLE

♪秘密のショコラ/こじらせハラスメント