CoCシナリオ「片鱗」を通過したよ(※バレあり)
(※この記事には、クトゥルフ神話TRPGのシナリオ「片鱗」の内容のネタバレが含まれます。未視聴、未通過の方はご注意ください。)
こういう文章って、なんて書き始めたらいいかずっとわからないんですが、すっごく楽しかった…
私自身、TRPGのプレイヤーの経験が3回目の初心者で、どきどきわくわくしていたのですが、KPのももいさんがとてもとてもあたたかくて、相方のはっちゃんもRPうまうまでやりたいことをさせてもらえたなって思いました。
今現在(6月7日)、通過してから3ヶ月ほど経ってしまっているのですが、本当に言葉がまとまらなくて、、、
片鱗の殺人鬼については秘匿内容無しでは語れないのですがあえてネタバレなしで文字にするのなら、この探索者は私の素直さをギュッと詰めたような子だったなと思います。
HO殺人鬼の秘匿内容としては、「あなたは殺人を犯したがそれ以前の記憶が全くない。自分のことは思い出せないがHO高校生のことだけはなぜかわかるため、HO高校生の秘匿情報を一部把握できる。あなたの使命は『HO高校生を全ての恐れから守ること』だ。」というような感じです。
HPもSANもないので最初はびっくりしました…
私が作った殺人鬼、出雲六花は、TwitterのTLで流れてくる他陣の同じHOの方とは違ったんだな〜と通過してから思いました。
片鱗というシナリオの中で殺人鬼は高校生を助けてくれる、救い出してくれる存在なので、年上っぽい見た目の探索者が多かったんです。
でも六花は、高校生と同じか年下のような見た目にしたことで逆に気持ちが動いてくれたのかな…と。
片鱗を通ってからいくつか他のシナリオも通過しましたが、ここまで感情を表に出せた探索者はあまりいませんでした。
六花の感情の元は、「高校生が幸せになってほしい」のひとつだけです。
HO殺人鬼は高校生の狂気の部分から生まれた存在なので、もともと人間ではない、それならば自分は消えても構わないという自己犠牲精神の塊のような子なのにわがままさも持ち合わせているので、最後の砂浜の場面で頑固になってしまった…まぁ言い負けたんですけれども。
なんでこんなに頑固になったかな〜と考えたんですけど、殺人鬼、六花は高校生の狂気の部分で、誰よりも近くにいたからこそなんでも知ってるはずなのに決して自分に感情を向けられることはなくて、生きづらそうにしてるのを見てることしかできなくて。そんな私が自分の手で助けることができるんですよ!!!!そんなの、自分が消えても助けるに決まってるじゃないですか!!!!
そしてなんで"自分が消える"という選択肢が出たかというと、シナリオ中に「狂気を好物とする怪物(神話生物)に狙われている」と高校生が言われたから。
狂気とはもちろん自分のことですよね、幸せにすることは愚か、危ない目に合わせてると気づいてしまったので「自分が消えないといけない」と思ったんです。
結果的には六花は消えず、神話生物は出てきたのですがSAN値チェックに成功したので(1回失敗しました)今は1人の人間として、1人の探索者として生きています。
帰ってこれた今となっては、少しは死にたくない、高校生と生きていたいと思ってしまうだろうな。海辺で話しているときに「六花が消えたら僕(高校生)も死ぬ」と言われてしまったのもあります笑 六花は高校生に生きていてほしいので。
シナリオを経て随分欲深くなってしまいました。
それもこれも高校生のせいだな、今度継続に行く約束をしているのでその時はまた文章をまとめようと思います。
思っていたよりも長々と書いてしまいました。読んでくれた方は、片鱗を通過していらっしゃるでしょうか?他の方の感想文も読んでみたいです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今年は、海に行きたいですね
(↓おまけのイメソンたち)
灯火/Mrs.GREEN APPLE
海のまにまに/YOASOBI