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きみのそばにいるよ―Stand by You―(絵本)


敬老の日になり、秋の連休になりました。9月半ばなのに、昼間は
暑い❗️ですね。 私は、先日、
久しぶりに学生時代の友人と再会して、話しができました。
友人は、仕事で私の家の最寄駅に来る用事があり、1時間くらい、
近況や仕事の話しができて、嬉しかったです。彼女は、中学時代の部活仲間で、当時は、クラスも一緒で、いつも行動を共にしていました。実は、ケンカして、離れたこともあり、(しばらくして仲直り)彼女も、女の子のお母さんなので、まえに絵本をプレゼントした
記憶があります。

彼女は、私と同じで美術館も好きで見に行く人です。彼女とは、メールなどで、連絡してたので、
スムーズに話しができて、良かったです。


さて、今日は、私が自分用に、
クリスマスプレゼントとして、
購入した、優しく可愛い絵本を
紹介したいと思います。

「きみのそばにいるよ  Stand by You」( 作・絵 いぬい  さえこ
2023年8月 発行 
株式会社 パイインターナショナル)

本の帯に「つらいとき、心細いとき、そっと寄り添ってくれる
メッセージ絵本」とあります。
表紙は、満月の夜に、ちいさなリス2ひきが寄り添っている、
可愛いイラストが書かれています。 この絵本の、一番の特徴は、
「月齢」(月の満ち欠け)とともに、約30日の、新月(月齢0)からはじまり、満月(月齢14)そして、最後に月齢29で終わり、月の変化と共に、森のいろんな、小さい動物と少年または、少女が隣にすわったり、寄り添う姿が可愛い絵で描かれて、見開きのページに、温かい、すてきなメッセージが書かれています。


いくつか、とても良いと思ったメッセージを書きます。


「きみの心に まっすぐ とどく声の
大きさは  少し小さめ。
きみの心に まっすぐ とどく 言葉のカタチは、 すこし、やわらかめ」
(二日月 月齢1)

「ムダじゃないよ  そこをとおったから、 ここにこれたんだ。」
(上弦の月 月齢7)

「ふしぎだな。 きみと おはなししているときは、自分らしい 自分で
いられるんだ。

この世界に 、きみがいてくれて
よかった。 ありがとう。」
(月齢10)


「気にしすぎ、なんてこと ないからね。 まぶしさも、肌ざわりも、
かおりも、音も、色も

きみが 感じとったものは、
せんぶ ほんもの。
うつくしい、
ほんものなんだよ。」
(月齢21)


「…いままで ずっと
がんばって きたんだね。」
(月齢24)


「わたしは しあわせだよ。今も。
今日も。明日も。

いつか この空にのぼるときが
きても。お星さまになってからも
、ずっと  しあわせなんだよ。

命ある あいだに きみと
出会えたから。」(月齢27)


「じょうずに できなくても
だいじょうぶ。 ぼくはね、

うまくいっても、きみがすき。
うまくいかなくても、きみが
すき。
だいじょぶ。
だいじょうぶだよ。」
(月齢28)


ラストの、一番好きな言葉です。
「きみがいてくれたから
今日は 、いい日だったよ。

だいすき。
いてくれて ありがとう。」
(月齢29)


絵本の最後の、ページに、月の満ち欠け(月齢と、月のイラスト)が
分かりやすく、解説しています。
月は、不思議な存在だなあと、思います。毎日、少しずつ形が変わり、また、元に戻る。私は、満月の次の、「十六夜の月」(月齢15)が好きです。少し、欠けてる感じがホッとするかなあと。

皆さんは、どんな月が好きですか? もうすぐ、秋の十五夜です。

少しずつ涼しくなってきた、秋の夜の月を眺めて、(食いしん坊の私は) 月見だんごなどを、食べたいと思います。
可愛い動物たちを見るだけでも、
癒された絵本です。



最後に、秋の夜長に聴くのに、
ぴったり❗な曲を。
(彼らのデビュー曲で、美しいハーモニーは今も変わりません。)




ハンパな夢の ひとカケラが
不意に 誰かを 傷つけていく

臆病な 僕たちは 目を閉じて離れた

きみに言いそびれた ことが
ポケットの仲に  まだ残ってる


指先に ふれては 感じる
懐かしい    痛みが


キミは  今  何してる

月が   僕たちを      見ている
(CHEMISTRY
🎵PIECES Of a DREAM)



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