20代後半からプログラマーに転職して
初めまして。プログラマーに転職して、ちょうど1年が経とうとしています。
同じように転職を志している方、一歩踏み出し始めた方に向けて、自分の中の整理をつける意味合いも込めて、困ったことなどをまとめていきたいなと思います。
①マジでコードが分からん
業種としてはSESで、転職前に自学で少々と、SESに転職したのち研修期間でJava、MySQL、PHP、JavaScriptの基礎の基礎を学び、実際にwebアプリの開発現場に参画させていただいた形になります。
基本的に扱っている言語としてはTypeScript(JavaScriptの派生みたいなやつ)であり、JSが分かっていればまあいけるかみたいな温度感で取っていただきました。
ただ、実際に現場のコードに触れてみて、最初に感じたのは
『まるで分らんぞ…』
ということ。
ひとつひとつの処理が何をしているのかは大体把握できるものの、そいつらがどういった情報を渡しあって最終的に出力しているのか、これが訳が分かりませんでした。
しかし今覚えばこれも当然のことで、
『webアプリの仕様』
『現在どういった処理をメインに使っているのか』
この二つが理解できていなかったことに起因するものでした。
俗にいう0→1開発ではなく、5割がた出来上がった既存の処理に新たな機能を追加実装するという内容のため、嬉しいことながら参考にできる処理は沢山あります。
なので1から処理を考えるのではなく、『ここでこういう処理をしているからこっちでも同じ処理使えるんじゃね?』これに如何に早く気づくかが問題でした。
既に同じような情報を扱っている処理であれば再現性はある程度は保証されますし、何より調べる時間を大幅に短縮できます。
現場の方に質問するにしても、
①ここにこういう処理を追加したいんですが何かいい案ありますか?
②ここにこういう処理を追加したくてこの部分の処理を参考に作っていこうと思いますがどう思われますか?
この二つでは全く印象が違ってくると思います。
ふわふわとした具体例なしに話すのと、サンプルコードをベースに話すのとでは自他ともに全く理解度が変わってきます。
そんなカンニングするなんて!という方もいるかもしれませんが、ここで逆張りする人はおそらくプログラマーには向かないと思います。
自分が書いている処理は、過去に誰かが書いた処理のn番煎じであることは最初に頭に入れておいた方がいいです。
下手なプライドを持っていてもコードは書けませんし、さっさと捨てましょう。
②妥協は必要
基本的に業界でやっていく中で、
①ググれ
②GPTに聞いてみろ
この二つはデフォルトでやれないと生きていけない世界だと思います。
しかし、実際やってみると誰もが思うことだと思うのですが
『分からなくても時間は待ってくれません』
調べていく中で1時間2時間3時間とゴリゴリ持ち時間は減っていきます。
その上調べるのがゴールではなく、実装からの動作確認で駄目のだった場合はもう一回調べなおしからリスタートになります。もちろん時間は据え置きです。
調べるのは良いことですが、際限なく時間を使うのは当たり前ですがダメです。
一時間調べて進捗0など(試せるようなコードすら拾えない)など簡単に起きえてしまうため、それをいかに回避するかが肝になります。
自分の中でリミットを設け、25分調べて答えが出ない場合は何をどこまで調べたかをまとめ、それらをベースに一度質問する。
これが本当に重要です。これを行うことにより最悪時間制によって継続的にに進み続けることができるようになります。
数をこなしていくと、『この処理、前に使ったこれを使えないかな』などどんどん思考の幅が広がっていくので、最初はとりあえず妥協してテンポよく進み続けることを意識しましょう。
まずはこの二つを一年前の自分に伝えれていたらもっと伸びていたと確信しているので書置きまでに残します。
P.S
最初からキーボードはある程度拘った方がいいです。
ノートPCでぶっ続けでタイピングしていると指が間違いなくやられます。
おすすめキーボード
少し大きいけどワイヤレス対応モデル↓
最悪分割払いで買う勢いでも全然問題ないと思います。
二年保証付きなのでどうやってもおつりがきます。