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ピアノの練習をさぼっても、難関芸術系大学を現役合格!!

私の音楽のキャリアはここからスタートした。

姉の影響で幼少期からピアノを習っていた私は、練習が面倒すぎてほとんど家で練習せずに、毎週レッスンに通っていました。
もちろん、しどろもどろのピアノの音で、
聴くに耐えない!!!!!
(↑先生の心の声)

でも幼い私は、こんな教えがいのない生徒を持った先生が気の毒で、、、
何とか取り繕うために、
必死に楽譜を読んで指を動かす、
動かした瞬間に次の小節を読み、
また指を動かす、
という作業を、先生の痛い視線を感じつつ週1回のペースでこなしていたのです。
(これ共感できる人多いはず!!)

そのサボり癖のおかげか、初見演奏はめちゃうまい笑
初見演奏というのは、その場で弾いたことのない楽譜を渡されて、数秒読んですぐに弾く、という行動です。
つまりピアノのレッスンで私が毎週やっていたこと。
この先を読むスキルは、演奏の素地というか、センスが磨かれる要素があったり、、、
えっと、、、
説明が難しいけど、将棋でも金融でも「先を読む」って大事ですよね。
そーゆーこと。
きっと。

演奏にそんなもの必要?
と思いきや、一番役に立ったのは大学受験でした。
受験といえば、人生の中でも結構大事な場面です。

東大の芸術バージョン
と言われる国内で一番威張っている芸術系大学を、その当時ピアノではなく違う楽器で受験したのですが、3次実技試験で初見演奏があるんです!!!
これが何てカンタンナンダ!!!
そう思えたのは、

  1. 幼少期に受けた先生からの鋭い視線

  2. 練習したくないけどカッコ悪いのは嫌という自尊心

  3. 1, 2を理由に磨かざるを得なかった演奏センス

以上の3つが、私が現役で合格できた秘訣と言っても過言ではありません。
(いやいや、もちろん血の滲むような努力もあったと思うよ、きっと。)

なので、ピアノのレッスンに行きたがらないお子様をお持ちの親御様、どうぞご安心ください、とお伝えしたい。
練習サボったって、現役合格できる!!
音楽が好きっていう気持ちが大事!!!

ただし、トップの音大出たからと言って音楽家人生安泰なわけねぇよ。
ということもお伝えいたします。笑

あぁ・・・懐かしい、サボり癖の私。

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