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専門的=「情報が見つかりにくい」 (毎日日記を書く ~27日目~)

 DCXです。2つの物事がどちらが先か分からないとき、「鶏が先か卵が先か」という表現をよく聞きます。そもそも進化の過程的には、鳥類が生まれる前の爬虫類とかの段階から生物は卵から生まれてたので、どう考えても卵が先じゃないんかと思います。

 最近、これからの研究で使うROSというものを使い始めました。ROSとは、Robot Operating Systemの略で、ロボットとかの互いに通信をし合う機器に使用されるOSです。Linux系のOSならフリーでインストールできます。

 使えるようになるために、まずチュートリアルのサイトとかを見るのですが、日本語の公式ドキュメントなんかは当然なくて、英語のサイトを、Google翻訳したものと原文を交互に見ながら読み進めてます。
(↓このサイトです)

 しかもこのROSを使うためには、プロジェクトを作成してビルドしたり、定期的にどこかのシェルスクリプトを実行したりと大変な操作も多いです。感覚的にはGitと近いのですが、Gitは多くの人に使われるサービスなため日本語の解説記事も多く、大半の問題は日本語で解決できますが、ROSの場合は、日本語の記事はあまりヒットせず、英語のサイトを見て問題を解決する必要があるのです。

 この、

行き詰ったときに参考にできる情報が少ない

ことこそが、「専門的な学習をする上でのハードル」として重くのしかかってくると実感しています。エラーの内容をそのまま検索して、出てきたサイトの解決方法をかたっぱしからやってみる、みたいなことが難しくなります。問題の原因を自力で解決せねばならないときもあるでしょう。

 特に自分はLinux系のコマンドラインの操作に十分慣れていないので、問題の原因を自力で発見する力が全然ありません。そもそも問題の原因を発見するためのコマンドを一から調べる必要がありそれもすごく大変だと思います。

 専門的になるってのは、「簡単に情報が手に入らなくなる」、「問題を自力で解決する必要がある」ということだと分かりました。今はチュートリアルとかの使い方を知るフェーズで、ここを乗り越えればあとは楽に使えると信じて頑張っていきたいですね。

 それではまた。

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