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日本の冬
無事、引っ越しを済ませ、早速楽しみにしていた日本へ。
朝6時羽田着、天窓からは真夏のような青い空と明るく強い太陽の日差しが眩しい。流石、”日出ずる国”だと気持ちが高ぶった。太陽は偉大だ。
車で迎えにきてくれたニュージーランドから一時帰国している兄と3人でハグをした。体が倍くらいにでかくなっていた。
一年半ぶりの再会だった。
江ノ島の自宅から海まで歩いた。宝石を散りばめたようにキラキらと輝く海とそれを照らす明るい太陽。色々な国や美しい場所へ行ったけど、江ノ島は世界で一番最高な場所だと思った。韓国の親友が勉強で忙しい中、また僕に会いにきてくれた。江ノ島が2回目の彼は江ノ島のことをまるでモンサンミッシェルみたいだと言う。モンサンミッシェルに行ったことがある彼が言うのだから本当なのだと思う。その隣には、富士山が見える。
兄と彼と3人で毎日その絶景を見ながら海沿いを走った。エネルギーがどんどん満たされていくのを感じた。家族と母国と親友が僕を本来の懐かしい自分へと取り戻していった。その時初めて僕は、ドイツでいつも何かに追われて、義務感と緊張の中にあり、もしかしたら少し鬱になっていたかもしれないとハッとした。
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