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「写真」と「キャリア」の共通点
私は平日Career Designerとして働き、週末はカメラを持って息子の写真撮ったり、風景写真を撮ったりすることが趣味です。
もともと、写真を撮る時に大事にしていたことは、「身近な人」を写すこと。なぜかと言うと、風景写真や有名スポットでの写真はプロが撮ったほうが上手であることは当然であり、自分自身が撮ることでオリジナリティを出せるとしたら身近な人を写真に収めることだと思っていたからです。
でもある時ふと思ったんですが、例えば同じ東京タワーを撮影するとしても切り取り方は人それぞれであり、全体を撮影する人もいれば展望台を撮影する人もいる。そもそも、どう被写体を切り取るか、そしてカメラの設定をどうするかは撮影する人の感性であり、その1枚1枚がオリジナリティだなと。
そのように思ってから、急激に写真を撮ることが好きになり、いつもこの風景、建物などをどうやって切り取ったら面白いかなと考えること自体がとても楽しくなっていきました!
で、どんな写真撮っているのかでいくとこんな感じです〜
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プロの方から見ると、技術的な部分であれこれあるとは思いますが、素人が撮ってもそれなりの雰囲気が出るというのはカメラ技術発展のお陰であり、感謝感謝ですね。
ここからが今回の本題なんですが、日々Career Designerとしてカスタマーと向き合っていると感じるのが、掲題の「写真」と「キャリア」が似ているということです。
どこが似ているのか?私個人が似ていると思うポイントは下記2つです!
■正解がない
■切り取り方で見え方が変わる
シンプルなんですがこの2つが共通点だと思っており、まず1つ目の「正解がない」に関してですが、写真においてはもちろん被写体をどう写すかは撮影者の自由であり、「この写真はこう撮らないといけない」というルールは存在しないですよね。そして、キャリアも同様で、セールスでもマーケティングでもエンジニアでも、どのキャリアが正解というものはありません。個人の特性、思考性などでどう選択するかは自由であり、正解がないということは同じですね。
一方で正解はないものの、「こうしたほうがいいよ」というベースの考えはあり、写真であれば構図の基本パターンというものがあったり、星空撮影時のカメラの設定のセオリーみたいなものは存在します。キャリアも同様で、例えばセールスから人事に転職するなら、1度人材紹介会社の経験を挟んでから転職するという考え方があったりします。このあたりも似ていると思うポイントです。
そして2つ目の「切り取り方で見え方が変わる」に関して、写真の場合は上記の通り、どう切り取るかは個人の感性であり、1つ1つに同じ作品はなく、同じ被写体を撮影しても切り取り方1つで写真の印象はガラッと変わります。キャリアに関しても同様のことが言えると思っており、例えば中小企業向けセールス経験1つとっても、「オーナーの懐に入り込むことが得意」という切り取り方もあれば、「行動量を一定担保してPDCA高速で回せます」という切り取り方もできたりしますね。また、「Aという経験とBという経験を足してCができます」という切り取り方もあったりと、自分自身が希望する企業や職種に合わせて見え方を工夫することはできると思います。
私は日々Career Designerとして仕事をしていて、目の前のカスタマーの「経験」と「やりたいこと」の接続点を考えて、企業、キャリアの提案をすることが好きです。おそらく、この考え方は趣味の写真撮影ともリンクしており、趣味のおかげで柔軟かつ自由な発想ができるようになり仕事にも生きているなと感じています!
ただ、写真においてもキャリアにおいても「正解がない」というのは時には難儀なもので、正解がないからこそモヤモヤするんですよね。この方向性でいいのか、あっちの方向性のほうがいいのではと。それは当然のことであり、そんな時は我々Career Designerをぜひ頼ってください!
最後に、私が所属するミライフでは、キャリア教育事業のミライフキャリアデザイン(通称MCD)というプログラムを提供しております!参加当初はモヤモヤしていても、このMCDを起点に理想未来を明確にして、新しいチャレンジを始めた方もたくさんおり非常にオススメのプログラムです。「じぶん、このままでいいのか?」という想いをお持ちの方は、ぜひ下記URLを覗いてみてください!関連するnoteも貼っておきます!
▼MCDの情報はこちら(説明会の案内も載っています!)
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