株式会社ソラコムについてまとめてみました(コネクティビリティ編)
ご覧頂きありがとうございます!note書き初めて17つ目の記事になります。
本記事については自身の情報をインプットの為にまとめている記事になります。情報の漏れ/誤りがある可能性がある為、別途ご確認頂ければと思います(^^)
IoT業界のついてのインプットを目的として業界で有名な企業、【株式会社ソラコム】について調査をしています。同社の全体概要については前回noteのまとめていますので併せて読んで頂ければと思います。
今回は同社の代表的な要素であるコネクティビリティについてまとめてみました。公式サイトに横文字で書いてあったのでそのまま単語を利用しましたが、要はIoTに利用する通信部分の要素ですね。キャリア回線の利用やノンキャリアの通信など多くの回線がある中でソラコム社でも複数の通信を利用したIoT実績があるようです。回線はどこの回線が必ず良い!! という事はなく実現したいソリューション/解決したい課題によって合う接続方法があるので複数の選択肢が選べるソラコム社は素晴らしいなと感じました。
・ソラコム社が提供するコネクティビリティ
SORACOM Air(データ通信サービス)
SORACOM Arc(セキュアリングサービス)
公式サイトに記載のあるサービスは上記の2つになります。また、SORACOM Airと合わせて利用する種類として以下があります。
SORACOM Air for セルラー
SORACOM Air for LoRaWAN
SORACOM Air for sigfox
セルラーはそのままキャリア回線を利用、それ以外の2つはLPWA回線を利用した接続サービスのようです。以下はそれぞれのサービスの特徴を深掘りしていきたいと思います。
・SORACOM Air for セルラー
まずはIoT業者としてはメインとなるSIM回線提供サービスになります。利用するエリアを国内/グローバルにするか、データ送信量の想定値、SIMの形状、通信方式に応じて複数のプランを提供されています。自社のソリューションに合わせてメニューを選択できるのは便利ですね!
グローバル利用を中心に展開、地域限定利用SIMとして国内利用向けのSIMも提供。国内利用が安いという訳ではない。データ通信量で料金が変動する。
KDDI、ドコモ、Softbankの通信の利用が可能。3大キャリアの海鮮利用ができる点は魅力的です。
料金体系は「基本料金(固定)」「データ通信量(変動)」「バンドルオプション」の3つの料金で決定する。
SIMの設定や監視に利用できるAPIを提供している。その為、遠隔地のSIMの設定変更が可能。例えば、ユーザコンソールからデバイスの夜間通信を止めるといった制御も可能となる。
データ通信量が気になる方向け、イベントハンドラー機能によりデータ通信量閾値を事前に設定しアラートを出す事ができる。また、製品によっては長期間倉庫で保管し、利用者が初めて起動した時にデータベースを更新したい場合があります。その場合はAWS Lambdaを最初の起動時に発火させる事でデータベースの更新を行う事が可能。
ユーザーコンソールではデータ通信量を日々チェックが可能。想定外のデータ通信を行なっているSIMを早期に発見する事が可能。
IMEIロック機能を利用する事で特定のモジュールとの通信を可能とします。セキュリティ要素の1つですね。遠隔地の端末を盗まれた場合にその対象を通信できないようにするなどといった時に利用できますね。
カスタムDNSの利用によりアクセス制御を行えます。こちらもセキュリティ要素の1つとして利用ができそうです。
SMSの送受信にも対応。
バイナリパーサー機能として、バイナリデータをJSONデータへの切り替えが可能。LPWAはデータ容量が少量となる分JSON利用には向いていません。JSONデータをharvestなどのその他プロダクトに送信する為のデータ変換の役割を持ちます。
その他プランに応じて追加できるオプションが異なるようなので、詳細は別途まとめて見る予定です。
・SORACOM Air for LoRaWANとは
LoRaWAN回線については以下の記事でまとめていますので参照いただければと思います!
以下は、LoRaWAN回線を利用したソラコム社のソリューションについてまとめてみました。
LoRaWANデバイス及びゲートウェイとソラコムプラットフォームの接続ができる。LoRaWANのようなLPWA回線を利用したサービスでもソラコムAPIを使用した端末操作や、ユーザーコンソールの利用が可能。(自社のSIMを利用しない場合でもプラットフォームの利用が可能なのですね。
バイナリパーサーの利用が可能。(メリットはSORACOM Air for セルラーの特徴に記載の通りです)
SORACOM AirとLPWA回線の良い点を両方利用できるサービスという事で
様々な業界での利用ができそうです!特にレガシーな業界での事例が多々あるようで別の記事でまとめてみます。
SORACOM Air for sigfoxも同様にLPWA回線の一つであるsigfoxを利用しての
サービスになります。追加要素としてはsigfoxデバイスをソラコムからも購入できる点でしょうか。自身で購入したデバイスを後で登録する事もできるようですね。
ソラコム社の分析についてはまだ頭出し程度になる為、その他のソリューションや事例についても分析→noteにまとめまして理解を深めていきたいと思っています。
本記事をご覧頂きありがとうございました。至らぬ点などあるかと思いますが、アウトプットを継続してして行う事を目的にnoteを書いております。
IT業界のアライアンス担当として「学びを止める = 衰退」になる為、今後も知識習得に励みます。