登紀子、トリコ。
晴れですか?
おはようございます。
YouTubeとかで人の声を聞いているだけで
すぐ賢くなった気になる俺です。
さて、今朝のお話。
YouTubeを開くと、ヤマザキマリさん
加藤登紀子さんの対談があったので
聞いていました。
加藤登紀子さん。
メディアには載らない人。
いつも酔って歌ってる人。
世間も距離を置いてる人。
独特な色彩があるように感じます。
黒の壁面に、赤い絵の具でドロッピングして
深く真紅に染まった感じの人…
←多分赤いドレスをいつも着ているイメージ?
マリさんとの対談中に
宮崎駿さんの「紅の豚」の話題が耳に留まりました。
紅の豚の作中に出てくる描写が
元を辿るとサン=テグジュペリであり
郵便飛行士
星の王子様
などなど、フランスのトゥールーズから南米へと郵便を飛行士たちの話を交えながら展開。
イタリアのパドヴァに住んでいたヤマザキマリさん。その地から、第一次世界大戦の飛行機が飛び立って行ったとか、飛行機のエンジンを作っていた話など食いつくところ満載の対談でした。
その中で、お二方とも日本は戦後1980年代は
松田聖子だ、中森明菜だと消費に圧倒され、バブルに踊らされていたんだと言われ、ハッとする自分がいました。
やれブランドだ、浅野ゆう子だ、石田純一だ…
消費に明け暮れ、マスコミに踊らされ
お立ち台で扇子妙技をしていた時代いづれも
翻弄され、戦争を忘れさせられていた時間
というような話を聞いたとき
たしかになぁと思ってしまった。
身につけているもの
ブランドや服も
おしゃれや、気品さが
大切だと思う反面
価格的な価値に重きを置きがちなところに
つい翻弄されてしまう自分が居るなぁとも
考えてしまう。
人から聞くことで、得られる情報の有用さって
多面的で面白い朝だと思う今日この頃です。