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英語を勉強するのは本当に良いことなのかな?

こんにちは。

ヤマダです。

僕は、数年前まで本気で英語を勉強してきました。仕事で挫折して逃げるようにして職場を辞めたことがあるのですが、その挫折をエネルギーにして、本気で英語を勉強してきました。その勉強っぷりたるや、1日9時間ぐらいは英語をやっていました。今から考えると、「よくもまぁあんな無茶な勉強ができたな…」って思います。

まず、目を覚ますと英語のボッドキャストを聞きます。CNNやBBCといった英語のニュースを、1日に4時間はイヤフォンを耳に突っ込んで聴いていました。そして、英語のニュースを聴き終わった後は、TIMEという英雑誌を読んで、分からない単語があれば英英辞典で調べて覚えていっていました。そして、英雑誌を読み終わると、今度は単語と文法の問題集をやります。仕事もせずに、1日中英語の勉強をしていました。

勉強のし過ぎで生活スタイルは乱れ、昼に寝たり夜中に活動したりと、無茶をやっていました。ただ、その無茶の甲斐もあってか、2011年にはTOEICで940を取りました。また、日本では全くメジャーではありませんが、IELTS ACADEMICという、イギリス版のTOEFLのような試験を受けて、6.5というスコアも取りました。IELTS ACADEMICで6.5というのは、海外の大学に余裕で申し込めるレベルの英語力です。

世間では、英語が出来るのはカッコいいし世界が広がるというイメージがあると思います。ただ、僕は英語が出来るのが無条件に良いとは思っていません。確かに、外資系の企業なんかに勤めるには英語力はいるかもしれませんし、英語が出来ると海外旅行はスムーズに進めます。また、海外で大学に通ったり、海外の企業で働けるかもしれないというメリットはあると思います。

ただ、一定以上の英語の実力をつけるためには、一定期間の勉強が必要です。英語でビジネスをしたり学位を取ったりといった活動をするためには、それはもう結構な勉強時間が必要になります。その勉強時間に見合ったものを全員が手に入れられるかというと、僕はそうとは思いません。

何よりも、勉強は好きで楽しくしないと続けられませんし、得意ではないとなかなか上手になれません。好きになるためのコツはあると思いますが、そもそも向いていないとなると、いくら勉強してもうまくはなれないと思います。

僕は英語以外の語学も勉強してみたことはあります。大学では第2言語は韓国語を選びましたし、英語と並行してドイツ語を勉強してみたこともあります。ただ、韓国語にしろドイツ語にしろ、なかなか好きになれず、勉強の途中で止めてしまいました。好きになれないと、どんなことでもなかなか続きません。

好きになれない、得意ではない英語を勉強するよりも、あなたの好きなことや得意なことを勉強した方が、効果は高いと思います。プラモが好きならジオラマを作ってみたり、音楽が好きなら楽器を練習してみたり、映画好きなら自由帳にデッサンしてみたりなど、あなたが好きなことをする方が、無理くり英語を勉強するよりも、よっぽど上達します。

何か、英語が出来ることは無条件に良いことだという風潮がありますが、それに反対したく今回の記事を書きました。

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